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【正体隠匿系】ボードゲームのおすすめ13選!最新トレンドを中心に紹介!

正体隠匿系ボードゲームを楽しむ男女のアニメ調の画像

人狼やワードウルフに代表される「正体隠匿系ボードゲーム」は、プレイヤーの中に秘密の役割を持つ人物が紛れ込み、誰が味方で誰が敵なのかを推理しながら進めるゲームジャンルです。

この記事では、初心者にもわかりやすく楽しめる定番ゲームから、話題の新作まで、最新の正体隠匿系ボードゲームを13作品厳選してご紹介。ルールやプレイ感、どんな人におすすめかもあわせて解説しています。家族や友人との集まりで盛り上がるゲームを探している方は、ぜひ参考にしてみてください。

正体隠匿系ボードゲームとは?

正体隠匿系ボードゲームとは、「プレイヤーの中に正体を隠している人物がいる」という設定のもと、誰が味方で誰が敵かを推理しながらゲームを進めるタイプのゲームです。

参加者はそれぞれに異なる役割を与えられ、正体を明かさずにミッションを進めたり、相手をだましたりする必要があります。

このジャンルの魅力は、単なる勝ち負けだけでなく、会話や駆け引き、観察力が重要になる点です。ゲームを通じて人間関係の機微を楽しめるため、何度でも繰り返し遊びたくなる人気のジャンルとなっています。

正体隠匿系ボードゲームがおすすめな場面

正体隠匿系のボードゲームは、プレイヤーが自分の正体を隠しつつ行動し、相手の真意を見抜いて勝利を目指すスタイルのゲームです。そのため、以下のようなシーンでは特に盛り上がりますよ。

初対面を含んだパーティーなどの集まり

正体隠匿系ボードゲームは、誰が味方で誰が敵かを推理する過程で自然と会話が生まれるため、初対面同士でも距離が縮まりやすいのが特徴です。雑談や笑いが混じる中での推理や駆け引きが、場の空気を和らげます。

中〜大人数で盛り上がりたいとき

正体隠匿系ボードゲームは、プレイヤー数が増えるほど、推理の難易度が上がり、よりスリリングな展開になります。複数の陣営が入り乱れることで、単なるチーム戦では味わえない、複雑な心理戦や情報の混乱が楽しめます。

繰り返しプレイしたいとき

正体隠匿系ボードゲームでは毎回ランダムに役職が割り当てられるため、同じメンバーでも異なる展開になります。「今回はどんな立場でどう動こうか」といった戦略を変える面白さがあり、繰り返し遊んでも飽きにくいのが魅力です。

正体隠匿系ボードゲームのおすすめ13選!

1. ワンナイト人狼

3〜7人で遊べる人狼系のカードゲームで、1ゲームは約10分。夜のフェーズで各プレイヤーが役職に応じてアクションを行い、昼には議論をして誰が人狼かを推理します。1回きりの投票で勝敗が決まるため、テンポよく盛り上がります。

参考:ワンナイト人狼 公式ストア

2. 私はロボットではありません

プレイヤーは「人間」と「ロボット」に分かれ、画像に対して連想される単語を順に発言します。ロボットは画像を知らないまま会話に混ざり、正体がバレないように振る舞います。6ラウンドの会話と投票で、誰がロボットかを探りましょう。

参考:私はロボットではありません / JELLY JELLY GAMES

3. タイムボム

プレイヤーは「時空警察」と「ボマー団」に分かれて導線カードを切断していきます。誰が味方かを見極めつつ、正しいカードを選ぶ必要があり、爆弾解除か爆破をめぐって緊迫した攻防が繰り広げられます。観察力と協調性が問われるゲームです。

参考:タイムボム – ArclightGames Official

4. インサイダーゲーム

出題者が提示するお題を、質問形式で全員が当てにいくクイズ形式のゲームです。ただし1人だけお題を事前に知っている「インサイダー」が紛れ込んでおり、自然に正解に導きながら正体がバレないように立ち回る必要があります。

参考:インサイダーゲーム – オインクゲームズ

5. お邪魔者

金鉱堀りチームとお邪魔者チームに分かれて、トンネルをつなぎながらゴールを目指すカードゲームです。ルートを延ばす通路カードや、相手の行動を妨害するアクションカードを使いながら、自分の正体を隠しつつ勝利条件を目指します。

参考:お邪魔者 メビウスゲームズ

6. ワードウルフ

全員に似たお題が配られる中、1人だけ違うお題を持っている「ワードウルフ」がいます。全体で数分間の会話を行い、その内容から誰が少数派かを推理し投票します。シンプルなルールで直感力が問われる人気作です。

参考:ワードウルフ – 幻冬舎edu

7. クエスト:永遠の王の物語

善と悪の陣営に分かれて、毎ラウンド代表者が選んだメンバーでクエストに挑みます。成功・失敗の投票を通じて正体を推理し、3回成功すれば正義側、3回失敗すれば邪悪側が勝利。少人数でも成立するバランス設計が魅力です。

参考:クエスト:永遠の王の物語 | ANALOG GAME INDEX

8. シャドウレイダーズ

プレイヤーは「シャドウ」「レイダー」「シチズン」の3陣営に分かれ、サイコロで移動しながらカードを引いて攻撃や情報収集を行います。他プレイヤーの正体を見抜き、自陣営を勝利に導くために戦略を立てるのが醍醐味です。

参考:シャドウレイダーズ | GAMES | cosaic

9. チーズは誰が食べた?

プレイヤーはねぼすけネズミとしてゲームに参加しますが、1人だけ“チーズドロボー”が紛れています。夜のフェーズで1人ずつ目を覚ましてアクションを行い、朝になったら会話を通じて犯人を探します。子どもにもわかりやすいルールが特徴です。

参考:チーズは誰が食べた? 発売日 2023年10月27日

10. エセ芸術家ニューヨークへ行く

出題者以外は共通のお題を与えられ、1人だけ何も知らない「エセ芸術家」がいます。全員が順番に線を描きながら1枚の絵を完成させ、誰が本当のお題を知らずに描いているかを投票で推理します。観察と表現の駆け引きが光るゲームです。

参考:エセ芸術家ニューヨークへ行く – オインクゲームズ

11. ニャーメンズ

プレイヤーは猫の姿をした修理チームとして、北極基地の設備を直しながらミッションを進めます。ただし中には“アサシン”が1人潜んでおり、ミスを誘ったり情報をかく乱したりします。数字カードを使って役割を探り合う協力型の推理ゲームです。

参考:ニャーメンズ

12. オブスクリオ

魔法の書役が提示する抽象的な絵のヒントを手がかりに、他プレイヤーは正しい扉を選んで脱出を目指します。ただしその中に裏切り者が潜んでおり、ミスリードを誘導して妨害してきます。美しいアートと緊張感が融合した作品です。

参考:OBSCURIO(オブスクリオ) | ANALOG GAME INDEX

13. ディセプション

法医学者が提示する場面カードのヒントをもとに、他プレイヤーは犯人が選んだ凶器と証拠を推理します。犯人や共犯者は自然にふるまいながら、捜査官をかく乱する必要があります。論理と直感のせめぎ合いが続くミステリー型正体隠匿ゲームです。

参考:ディセプション – 香港殺人事件 / JELLY JELLY GAMES

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