ボードゲームは、初対面でも楽しみながら人と仲良くなれるツールとして人気が高まっています。
今回は、ボードゲームが人と人とを結びつける理由や、初対面でも気軽に盛り上がれるおすすめゲームを解説します。ゲームを通して自然と距離が縮まるメカニズムや心理的な効果を理解し、楽しいコミュニケーションのきっかけを作りましょう!
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ボードゲームで人が仲良くなる理由とは?
ボードゲームは、ただの娯楽だけでなく、初対面の人同士でも親しくなれる手段として活用されています。その理由には、相手と自然に打ち解けやすい環境が作られるという特性があるためです。ここでは、ボードゲームがどのようにして人々を仲良くさせるのか、そのポイントについて詳しく見ていきましょう。
①お互いの立場が平等になる
ボードゲームでは、全員が同じルールの下でプレイします。仕事やプライベートでの関係性に関わらず、プレイヤー全員が平等な立場で遊べるため、自然とフラットな関係が築かれやすくなります。
特に、勝ち負けが存在するゲームでは、各自が同じ土俵で勝利を目指すことで、対等な感覚が生まれます。このように、同じ条件での交流が「立場に関係なく親しくなる」きっかけを作るのです。
②物理的な距離感の近さ
ボードゲームでは、テーブルを囲んで物理的に近くに座ることが多いため、自然と距離感が縮まります。物理的な距離が近いことで心理的な距離も近くなり、リラックスした雰囲気でコミュニケーションがとりやすくなる効果があります。
また、時には手札やゲームボードを共有することで、協力や対話が促され、自然な会話が生まれやすくなります。
③自然と相手の性格を知れる
ゲーム中のリアクションや選択肢を通じて、相手の価値観や性格が垣間見えるのもボードゲームの魅力です。
例えば、積極的にリスクをとるタイプか、慎重に進めるタイプかといった傾向が、ゲーム内での行動に表れます。こうした小さな行動から相手の特徴を知ることで、相手への理解が深まり、親近感を覚えることができます。
④目的の共有による一体感
ボードゲームは、勝利や目標達成といった共通の目的を持つことが多いです。同じ目的に向かって一緒に取り組むことで、自然と一体感が生まれ、チームとしての絆が深まります。
このプロセスは、ゲームを通じた協力プレイや互いの支援により、自然と信頼関係を築きやすくするため、初対面でも打ち解けやすくなります。
⑤失敗の共有による心理的安全性
ボードゲームには、失敗や予想外の結果がつきものです。こうした場面で笑い合ったり、軽く落ち込んだりすることで、心理的な安全性が確保され、互いにリラックスした状態で交流を深められます。
失敗を共有することで「一緒に楽しむ」という意識が高まり、結果としてより親しい関係が築かれるのです。
初対面でも使える!仲良くなれるボードゲームおすすめ3選
ここでは、初対面の場面でも使いやすく、自然と会話が生まれるボードゲームを3つご紹介します。どれもルールが比較的簡単で、初めての人でも気軽に楽しめるものばかりです。
①ito(イト)
itoは、数字カードを使ったコミュニケーションゲームで、プレイヤーは配られた数字カード(1~100)から、テーマに合わせてその数値を表す具体例を示し、回答だけをたよりに小さい順に出すことを目指します。
例えば「カッコいい国の名前」をテーマにすると、数字が大きいほどカッコいいとして、それぞれが自分の数字くらいだと思う国の名前を挙げます。そこからお互いの数字を知らないまま、数字が小さい順にカードを出すことを目指します。
お互いの考え方や価値観を知ることができ、初対面の人同士でも自然な会話が生まれやすいゲームです!
②私の世界の見方
私の世界の見方は、ユニークなお題に単語カードを当てはめて回答し、お互いの価値観を探るゲームです。
プレイヤーは約390種類もの単語カードの中から、親プレイヤーが出したお題に沿って答えを提示します。出題者のお気に入りの答えに選ばれると、得点をゲットできます。
お題にもひねりがあり、例えば「あいつが○○をお見舞いに持ってくるなんて、気が利くやつだ」のような面白いものがあります。
このゲームは笑いや驚きが生まれやすく、相手のユーモアのセンスや価値観に触れることで、リラックスした雰囲気で会話が弾みます♪
③コヨーテ
コヨーテは、ブラフと推理を楽しむゲームで、初対面でも盛り上がること間違いなしです
プレイヤーは自分以外のプレイヤーのカードを見ながら、全体の合計値を予測していきます。自分のカードが見えないため、他の人の表情や発言から情報を読み取り、推理する楽しさがポイントです。お互いの表情を見ながら会話が進むので、自然と打ち解けることができるでしょう。