初めてボードゲームに挑戦する方や、友人との集まりで手軽に遊びたいときにぴったりなのが、「ルールが簡単で短時間で遊べる」タイプのゲームです。本記事では、プレイ経験の有無を問わず楽しめる5作品を厳選してご紹介します。
どのゲームも数分でルールを覚えられ、短時間で笑いや驚きが生まれるものばかり。気の置けない仲間や初対面の相手とも、自然と会話が生まれやすく、アイスブレイクにもぴったりです。ぜひ気になる一作を手に取って、ボードゲームの楽しさを味わってみてください。
ito(イト)
感覚を頼りに価値観を読み合う、協力型パーティーゲーム
『ito』は、プレイヤー同士が“お題”に沿った感覚的なヒントを出し合い、数字カードを昇順に並べることを目指す協力型のゲームです。数字は1〜100の中からランダムに配られ、直接数値を言うことは禁止されています。
たとえば「大切なもの」というテーマでは、小さい数字なら「スマホ」、大きい数字なら「家族」と答えるなど、抽象的な表現で数字の大小を伝えます。各人の価値観の違いが現れ、盛り上がると同時に自然な会話が生まれるのが魅力です。
参考:ito – ArclightGames Official
ザ・マインド
言葉を使わず心を合わせる、沈黙の協力ゲーム
『ザ・マインド』は、プレイヤーが一切の会話をせずに、手札の数字カード(1〜100)を小さい順に出すことに挑戦するゲームです。合図も禁止されており、出すタイミングは「空気を読む」ことだけが頼り。
カード枚数が増えていくごとに難易度は上がり、集中力と直感の連携が求められます。成功したときの達成感や、「以心伝心」が生まれる瞬間は格別で、無言のままでも心が通じ合う不思議な感覚を味わえます。
参考:ザ・マインド–ボードゲーム通販 JELLY JELLY STORE
ナンジャモンジャ
即興ネーミングが笑いを呼ぶ、反射神経&記憶力ゲーム
『ナンジャモンジャ』では、プレイヤーが個性的なキャラクターに名前をつけ、同じキャラが再登場した際に素早く名前を叫ぶことでポイントを獲得します。名付けの自由度が高く、「メカまつげちゃん」や「さすらいの豆腐」など、思わず笑ってしまうネーミングが飛び交います。
誰が何と言ったかを覚えておく記憶力と、誰よりも早く叫ぶ反射神経が求められるため、テンポの良い展開と予想外の展開が続出。小さなお子さまから大人まで一緒に楽しめるのも魅力です。
参考:名前をつけて早く呼ぶゲームナンジャモンジャ・シロ&ミドリ
はぁって言うゲーム
声のトーンだけで伝える、感情読み取りゲーム
『はぁって言うゲーム』は、同じ言葉を感情ごとに演じ分け、他のプレイヤーがその感情を当てるというユニークな作品です。たとえば「はぁ」という一言を、「怒り」や「照れ」、「落胆」などの気持ちで表現する必要があります。
プレイヤーの演技力と、それを見抜く観察力が試されますが、正解やミスに関わらず笑いが生まれるため、盛り上がりやすく、場の緊張も一気にほぐれます。演技が苦手でも大丈夫。むしろ意外な演技がウケることも。
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シンプルな構造で奥深い駆け引きが楽しめる心理戦
『スカル』は、3枚の花と1枚のドクロという構成の手札から、カードを伏せて積み上げていき、「何枚めくれるか」を競り形式で宣言していくゲームです。めくった中にドクロがあれば即失敗というシンプルなルールですが、その裏にあるのは高度な読み合いとブラフの応酬。
「ドクロを置いているのは誰か?」「強気な宣言は本気かはったりか?」といった推理や心理戦が繰り広げられ、短時間でも濃密な駆け引きが楽しめます。スタイリッシュなデザインも魅力で、大人同士の遊びにもおすすめです。
ボドゲを作っています
様々なオリジナルゲームを企画・開発。