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国語の学習に役立つボードゲーム11選!言葉遊び好きな子どもにもおすすめ

かるた遊びをする小中学生

国語の学習は、教科書を読むだけにとどまらず、楽しみながら学べる方法がたくさんあります。その一つがボードゲームを活用した学びです。

この記事では、自然に語彙力や表現力を鍛えることができる、言葉遊びをテーマにした11種類のボードゲームをご紹介します。どれも初心者でも楽しめるゲームばかり。子どもから大人まで幅広い層におすすめです!

語彙力を鍛える国語ゲーム4選

語彙力は豊かな表現力やコミュニケーションの基盤となる重要な力です。ここでは、楽しく語彙力を高めることができる4つの日本語ゲームをご紹介します。これらのゲームを通じて、日常生活でも役立つ語彙を増やしましょう。

『ボブジテン』

『ボブジテン』は、日本語を学ぶ外国人「ボブ」が、カタカナ語を使わずに説明するというユニークな設定のかなり有名なカードゲームです。

プレイヤーは、カタカナ語を日本語で説明し、その言葉を当ててもらいます。楽しみながらカタカナ語の意味を再確認でき、語彙力も自然と鍛えられます。家族や友達と一緒に、笑いながら学べるため、勉強の息抜きにも最適です。

参考:【ボドゲ】カタカナ語を使わずに説明シタマエ!【ボブジテン】

『カタカナーシ』

『カタカナーシ』は、カタカナ語を日本語で表現するカードゲームです。例えば、「リモートワーク」を「遠隔勤務」と説明することで、言葉の意味を深く理解し、表現力を鍛えるようなイメージです。

普段何気なく使っているカタカナ語の意味を再考することで、日本語の奥深さを再発見できます。

参考:『カタカナーシ』説明動画

『熟語トランプ』

『熟語トランプ』は、隣り合った番号が熟語になるように漢字が書かれたトランプです。普通のトランプとしても使えますし、熟語神経衰弱や熟語七ならべのように、熟語を作りながら楽しくさまざまなゲームを遊ぶことができます。

公式サイトにて10種類のオリジナルゲームの遊び方が紹介されているので、興味のある方は見てみるとよいでしょう。

参考:熟語トランプ オリジナルゲームルール

『ワードバスケット』

『ワードバスケット』は、カードに書かれたひらがなを使って言葉をつくっていくスピード感のあるゲームです。

瞬時に言葉を思い出し、次々と使っていくことで、語彙力と瞬発力が自然に鍛えられます。テンポの速いゲーム展開で、幅広い年齢層に楽しんでもらえるでしょう。

参考:しりとりカードゲーム『ワードバスケット』がめちゃおもしろかった!【毎日19時!立石学園】

表現力を鍛える国語ゲーム4選

言葉の使い方や発想力を鍛えることは、表現力の向上につながります。ここでは、創造的な言葉の使い方や発想力を試すことができる4つのゲームをご紹介します。

『じゃれ本』

『じゃれ本』は、リレー小説の要領で、短くて不思議な物語「ショートショート」をみんなで作り上げていく新感覚のゲームです。創作を楽しみながら語彙力や作文の能力を鍛えられるのではないでしょうか。

参考:じゃれ本

『五色百人一首』

『五色百人一首』は、百人一首の中でも特に有名な歌を取り入れたカードゲームです。色分けされた札を使って、記憶力や反射神経を鍛えながら、古典の魅力を味わうことができます。

日本の伝統文化に触れながら、古典文学への理解を深められるので、子どもから大人まで楽しめます。

参考:「五色百人一首」を教室で初めて行うときの指導の仕方

『はぁって言うゲーム』

『はぁって言うゲーム』は、「はぁ」という一言を感情や状況に応じて使い分け、その違いを当てるというユニークなゲームです。言葉の微妙なニュアンスに気づく力を養ってくれるので、コミュニケーション能力の向上に役立ちますよね。

参考:『はぁって言うゲーム』説明動画

『あべべこべべ』

『あべべこべべ』は、言葉を反対の意味にして他の人に当ててもらい遊ぶゲームです。

いろいろな言葉を逆にすることで発想力や柔軟な考え方を養い、新しい表現に挑戦することで発想力を伸ばすことができます。お題が面白く、例えば「フレンチトースト」「びっくり箱」のような難しいものもあります。

参考:【#アベベコベベ】対義語を当てるゲームで珍回答を連発しちゃいました〜前編〜

連想力を鍛える国語ゲーム3選

創造性や直感力は、問題解決や新しいアイデアの発見に欠かせないスキルです。ここでは、これらの力を楽しく鍛えられる3つのゲームをご紹介します。

『へんなかんじ』

『へんなかんじ』は、新しい漢字を創り出すことで発想力を鍛えるカードゲームです。

既存の漢字を組み合わせたり、ユニークな形にしたりして意味のある新しい漢字を作り上げます。漢字の構造や意味を学びながら、創造力を育てることができるゲームです。

参考:『へんなかんじ』説明動画

『コトバーテル』

『コトバーテル』は、限られた文字でお題の言葉を作りつつ、味方が作っている言葉を当てるゲームです。相手チームより先に味方の言葉を当てられたらクリアとなります。

頭の中で近い言葉をたくさん探して見つけ出す直感力が試されます。

参考:【コトバーテル】伝われコトバ!起こせキセキ!!【ボードゲーム紹介】

『コードネーム』

『コードネーム』は、言葉を使って連想し、チームを導くスパイをテーマにしたボードゲームです。プレイヤーは仲間にヒントを出し、正しいカードを選んでもらうことが目的です。

言葉の選び方や連想力が試されるだけでなく、チームワークも重要な要素となるゲームです。楽しみながら創造性と直感力を鍛えられるため、幅広い年齢層に支持されています。

参考:【4人】極限の連想ゲームでチーム対決『コードネーム』

ここまで読んでいただきありがとうございました!英語の学習に役立つボードゲームも以下の記事で解説しています。興味のある方は参考にしてみてください。
英語力を楽しく鍛える!おすすめボードゲーム14選を京大卒ボードゲーマーが紹介