昔は、駄菓子屋などで子どもたちが自分でお金を払って買い物をすることで、自然とお金の計算が身についていました。しかし、現代では子どもだけで買い物をする機会が減少し、計算力やお金の管理が苦手な子が増えているといわれています。
そんな中、自宅で遊びながらお金のやりくりや計算が学べる「ボードゲーム」が注目されています。今回は、楽しみながらお金の計算を学べるボードゲームを6つご紹介します!
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株トレ
「株トレ」は、株式市場を舞台にお金を増やすための戦略を練るゲームです。株価が変動する中で、どのタイミングで株を買い、売るべきかを考えることで、リスク管理や投資の考え方を身につけられます。
子どもにとって難しそうな株取引ですが、このゲームなら楽しみながら学べるため、親子で資産運用の基礎を学びたい方にぴったりです。
株価の動きに合わせてお金を増やしていく感覚は、まるで本物の取引のようです。家族で楽しみながら、計画性と忍耐力も鍛えられるため、お金の勉強としても価値のあるゲームでしょう!
モノポリー/モノポリージュニア
世界的に有名なモノポリーは、すごろくを回りながら不動産を売り買いしてお金を増やすゲームで、お金の使い方を学べるゲームとしても親しまれています。
「モノポリー ジュニア」は、そんなモノポリーを子ども向けにアレンジしたバージョンです。不動産がアイスクリーム屋やおもちゃ屋になっており、計算する金額も簡単で小さな子どもでもわかりやすく遊べる設計になっています。
プレイヤーは物件を購入し、家賃を収入として得ることで、自然と収支のバランスを考えさせられます。このゲームは、子どもにとってお金を稼いだり運用したりする大切さを学ぶ良い機会になります。
夜店でおかいものゲーム
「夜店でおかいものゲーム」は、お祭りを舞台に、夜店での買い物を楽しみながらお金の使い方を学べるボードゲームです。プレイヤーは、限られた予算内でお菓子や遊びのアイテムを選び、ゴールまでにどれだけ楽しめるかを考えます。
小さなお子さんにとって、予算内でのやりくりを身近に体験できるこのゲームは、計画的なお金の使い方を学ぶ第一歩にぴったりです。ゲーム感覚でありながらも、現実で役立つ金銭感覚を磨けます。
どうぶつ村のおかいものゲーム
「どうぶつ村のおかいものゲーム」には、おかいもの体験ができる2つのすごろくと、お金の知識が身につく8つのミニゲームが入っています。
すごろくでは、かわいい動物たちがすむ世界を舞台に、お金で物を買う体験ができます。すごろくミニゲームは、「お金の種類」、「お金の大小」、「合計金額とおつりの計算」といった、子どもがおこづかいを使うときに必要な知識が身につくゲームになっていて、お店でのお金のやりとりが体験できます!
このゲームは、実際のお店でのお買いもの練習になるため、初めてのお買い物デビュー前にぜひ一度体験させてあげたい内容ですね。
おかねがたまる!ハンバーガー屋さん
「おかねがたまる!ハンバーガー屋さん」は、ハンバーガーを作って売ることで、商売の基本を学ぶことができるゲームです。
1ゲーム20分程度と短時間で遊べるので、親御さんにとっても負担が少ない点が嬉しいポイントです。このゲームでは、少ない元手を増やしていくための計算や判断が求められ、経済活動の基礎を学べます。遊びながら「お金が増える楽しさ」と「無駄遣いしない大切さ」を体験できますよ!
人生ゲーム
最後にご紹介するのは「人生ゲーム」です。
このクラシックなボードゲームでは、職業や家族、家の購入など、人生の様々なイベントがシミュレーションされており、お金の使い方や管理の重要性が自然と学べます。ライフイベントごとに必要な出費や収入が発生するため、リスクとリターンを考えながら計画的にお金を使う経験ができます。
「人生ゲーム」は、お金を稼ぐだけでなく、未来を見据えた使い方や貯蓄の大切さも学べるため、幅広い年齢層で楽しめる教育的なゲームとしておすすめです!