近年、仲間と一緒に推理を楽しむ「マーダーミステリー」が広がりを見せています。特に“GM(ゲームマスター)不要”のタイプは、準備の手間が少なく、誰でも手軽に楽しめるため人気が高いです。
この記事では、4人で遊べるGM不要のおすすめマーダーミステリーを、厳選して10作品ご紹介します!
初心者にもおすすめ!GM不要・4人用マーダーミステリー10選
1. デスゲームデステスト ~記憶の解答用紙~

名門・栄螺学園で目を覚ました4人の生徒。彼らは記憶を失っており、教室には一体の遺体と謎の指示「デステストを受けろ」が残されていました。テストで80点以上を取れば脱出、100点で願いが叶うという中、プレイヤーたちは協力と疑念の狭間で真相を追います。
プレイ時間は約150分、4人固定、GM不要の論理と心理の駆け引きが試されるシナリオです。
2. 奇巌渓の殺人

人気シナリオ制作サークル「らいとすたっふ」制作の本格派。深い渓谷の奥にある洋館で、探偵たちが集められ、過去の殺人事件の謎を解くという導入です。館の主人が失踪し、次々と起こる不可解な出来事。密室・吹雪・消失といった王道ミステリーの要素が詰まっています。
プレイ時間は約3時間、4人固定、GM不要。重厚な物語と論理パズルをじっくり楽しみたい方に。
3. キャンプ場の殺人鬼

参考:体感型推理ゲーム マーダーミステリー キャンプ場の殺人鬼 – 幻冬舎edu
栗樽高校の生徒たちが訪れたキャンプ場で、マスク姿の殺人鬼が出現。プレイヤーは管理棟に逃げ込んだ生存者として、仲間の中に潜む犯人を暴いていきます。
ストーリーはホラーテイストながら、推理は比較的シンプルで、所要時間は約75分。4人または5人で遊べますが、4人の場合はNPCカードを用いてプレイ可能。初心者にもおすすめの軽量級作品です。
4. Mの悪意 -怪異探偵百目鬼の日常-
人と怪異が共存する町「彼岸町」が舞台の、ホラー×推理の異色作。プレイヤーは深夜のバスで目覚め、不気味な電話と百目鬼探偵に導かれながら事件の真相を追います。
幻想的な雰囲気とロジックのバランスが絶妙で、所要時間は約60分。4人固定、GM不要。感情移入しやすいストーリーと程よい謎解きが融合した作品です。
5. キミと青いヨルの

参考:キミと青いヨルの | Game | 集英社ゲームズ -SHUEISHA GAMES-
週刊少年ジャンプ掲載の同名読切作品が原作。行方不明になった同級生・綱元梨乃の謎を追う青春マーダーミステリー。プレイヤーは登場人物になりきり、事件の背景にある感情や関係性に迫ります。
物語性が強く、ロールプレイ中心で推理難度は控えめ。約90分で、初心者にも優しい設計。GM不要・4人用で、紙とスマホがあればプレイ可能です。
6. 金田一少年の事件簿 夢見島殺人事件

参考:マーダーミステリー 金田一少年の事件簿 夢見島殺人事件 4人用|BOOTH
原作監修による公式マーダーミステリー。舞台は離島・夢見島。女性の転落死をきっかけに「血染めのピーターパン」を名乗る殺人鬼による連続事件が始まります。登場キャラはオリジナルながら、金田一少年の世界観に忠実で、プレイヤーが容疑者を演じながら真相に迫ります。
約210分、4人固定、GM不要。原作を知らなくても十分楽しめます。
7. 猟奇はカクテルに滲む

バーを舞台にしたシンプルな設定ながら、奥深い人間関係と事件が展開する大人向けマーダーミステリー。プレイヤーは常連として集まった4人となり、バーテンダーから“ゲーム”を提示されることで物語が始まります。
推理はやや易しめで、プレイ時間は約120分。LINEアプリなどを使って進行でき、初心者にもおすすめ。4人専用、GM不要。
8. ぼくから■■へ、さよならを。

参考:マーダーミステリー「ぼくから■■へ、さよならを。」|BOOTH
無人島に漂着した5人の生存者たち。しかし、そのうちの一人・一ノ瀬が変わり果てた姿で発見され、プレイヤーたちは「この中に犯人がいるのでは」と疑念を抱きます。
4人用でGM不要。プレイ時間は約120分です。感情や動機を重視した構成で、推理とドラマのバランスが絶妙です。文章量がやや多めな分、物語に深く浸れます。
9. 泥棒シェアハウス

4人の泥棒が共同生活するシェアハウスで、家賃が盗まれる事件が発生。コミカルな空気の中で「誰が犯人か?」を追う、ユーモア重視のマーダーミステリーです。
所要時間は約90分、4人固定、GM不要。難易度は低めで、ロールプレイ初心者やカジュアルに遊びたい方にも最適です。オンライン対応済。
10. 雪山に咲く一輪の花

参考:雪山に咲く一輪の花 – スマホひとつで手軽にできるマダミスアプリ[ウズ]
スキー合宿に訪れた若者たちが遭難。翌朝、一人の変死体が見つかり、プレイヤーたちは密室状態の山小屋で誰が犯人かを探ります。人間関係の描写が丁寧で、緊張感と感情が交錯する中で真実に迫る構成です。
約60分でプレイ可能、GM不要、4人用。短時間でしっかりした物語を楽しみたい人にぴったりです。
GM不要で遊べる4人向けマーダーミステリーの選び方
参加メンバーの熟練度に合わせる
初めての人が多ければ、ルールが簡単で会話中心の作品を選びましょう。慣れているメンバーなら、トリック重視や多層構造のあるシナリオも楽しめます。
難易度のバランスは体験の満足度に直結するため、よく確認して選びましょう。
評価・レビューを参考にする
公式サイトやレビューサイト、SNSなどでの評価が高い作品は、構成やゲーム性の面で信頼できます。
とくに、再販されている作品や話題になったタイトルは外れが少なく安心ですよ!
プレイ時間に無理がないかをチェックする
遊べる時間に合わせてプレイできるマダミスを選ぶようにしましょう。
90分以内なら気軽に、2〜3時間あればじっくりと楽しめます。時間が限られている場合は短編を、休日など余裕がある場合は長編シナリオもおすすめです。
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