ゲーム

TEN|算数を駆使して遊ぶ、頭が良くなる軽ゲーム【商品紹介】

こんにちは!京大ボドゲ製作所のごりです!

この記事では、京大ボドゲ製作所が『ゲームマーケット2022秋』に初公開した「TEN」の商品紹介をします。

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TEN – ゲームの説明 –

「35-16」「77-14」「89-31」…

ドライブをしているときに、対向車両のナンバープレートの数字を足したり引いたり計算して「10」を作る。

そんなゲームをしていた人も読者の皆様にはいるのではないでしょうか??

3×5+1-6=10
7+7×1−4=10
9÷3+8−1=10

こういった頭の体操を我々製作陣は幼い頃から楽しみの一つとしてしてきました。


今思い返すと、それが

  • 計算能力
  • プログラミング的思考能力(「最適な方法で問題を解決する」ためにはどうすべきか試行錯誤すること)
  • 論理的思考能力(物事を体系的に整理し、道筋立てて考える能力)

などを鍛えてくれていた気がします。これらの能力は受験やキャリア実現の中でとても強い素養になっています。

そんな素養を鍛える「楽しい」軽量級・頭脳対戦ゲーム・・・・それが「TEN」です。

ルール説明

ゲームの準備
  • 山札(全ての数字カードと演算子カード)を混ぜてシャッフルする
  • 各プレイヤーに6枚ずつ手札を配る
ゲームの手順
  • 親から順に「一枚引いて一枚捨てる」を繰り返して『TEN(*)』を目指す(UNOや麻雀と同じ流れ)
  • 『TEN』が完成したら『TEN』と発生し、10を作る計算式を相手プレイヤーたちに説明する
  • その『TEN』に使用した赤カードが自分の点数となり、得点としてその赤カードを獲得する
  • 得点になった赤カードは獲得したプレイヤーのポイントとし、それ以外のカード全てをまた混ぜて、親が移動し次のゲームに入る
勝利条件
  • 他のプレイヤーよりも先に5枚の赤カードを獲得すると勝利

コンポーネント

  • 数字カード<1,2,3,4,5,6,8,9>通常カード×2/赤カード×1
  • 数字カード<7>赤カード×3
  • 演算子カード<+,-,×,÷>通常カード×3/赤カード×2
  • ルールカード×4
  • 説明書×1

ゲームの面白さ/プレイのコツ

一見シンプルそうなゲーム。でも、意外に奥が深いんです!!

例えば、
5,2,3×,+,- の6枚のカードを持っていた時に、あなたは次何を引く(もしくは何が捨てられた時に)『TEN』でしょうか??

5×2+3-X=10 と考えると、3 で『TEN』。

他にも
5×3+2-X=10 と考えると、7 でも『TEN』。

2×3+5-X=10 と考えると、1 でも『TEN』。

2×3+X-5=10 と考えると、9 でも『TEN』。

2×X+3-5=10 と考えると、6 でも『TEN』。

2×X-5+3=10 と考えると、4 でも『TEN』。

そう。限られた枚数の手札の組み合わせから、膨大な数の組み合わせで10を作ることができる。(麻雀でいう”多面待ち”のような状態)

しかし、プレイしてみると分かります。その多くにあなたは気づかない・・・。

作った本人である私たちも『TEN』をプレーしていて、「見逃してしまった~」「TENだったのに捨ててしまった〜」といったことがよくあります。

毎ターン変化する手札、その全てのパターンをモレなく考えるのは、本当に難しいです。

また、ゲームの回数を重ねるにつれ、得点として抜かれた赤カードや、捨てたれていった赤カードから逆算して『TEN』を作りやすい手札を残していく戦略も生まれます。

ハイレベルになっていけば、考えを巡らす要素は計り知れない。とっても奥が深いゲームなんです。

1ゲームにかかる時間はだいたい10分も掛かりません。しかし、その中毒性から何度も繰り返し気づけば二時間経っていた・・・なんて声も聞かれます。

ぜひやり込んでみてください。

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