謎解きが好きな方や、推理小説・脱出ゲームにハマっている方にぴったりなのが「謎解きボードゲーム」。 頭を使いながら物語を進める楽しさは、一度味わうとやみつきになる魅力があります。
この記事では、初心者でも遊びやすい定番タイトルから本格的な謎解き体験ができる注目作まで、 ジャンルやプレイスタイルの異なるおすすめ作品を15選ご紹介します。遊ぶときの注意点もあわせて解説するので、これから始めたい方もぜひ参考にしてください。
謎解き系ボードゲームとは?どんなゲーム?
謎解き系ボードゲームとは、プレイヤーが協力しながらストーリーや設定の中に隠された謎や暗号を解き明かしていくゲームジャンルです。推理力や観察力、論理的思考が求められ、遊びながら頭を使う楽しさが味わえます。
近年では、リアル脱出ゲームの要素を取り入れた作品や、重厚な物語性を持つタイトルも登場し、ゲームブックや映像メディアと融合した多様なスタイルが展開されています。一人でも複数人でも遊べる作品があり、初心者から上級者まで幅広く楽しめるのも特徴です。
謎解きボードゲームの注意点
1.一度遊ぶと再プレイできない場合がある
謎解きゲームには、一度答えを知ると再プレイが難しい「使い切り型」の作品が多くあります。中には紙に書き込んだり、カードを切ったりするものもあり、繰り返し遊ぶことはできません。
そのため、遊ぶタイミングやメンバーをよく考えてプレイすることが大切です。また、中古譲渡や貸し借りを活用すれば、コストを抑えて楽しめるでしょう。
2.対応人数に注意が必要
多くの謎解きボードゲームは、適切なプレイ人数が設定されています。人数が多すぎたり少なすぎたりすると、ゲームの面白さが損なわれることもあるため、購入前には対応人数を必ず確認しましょう。
ソロプレイに対応したものや、2人でも遊びやすい作品もあるので、自分のプレイスタイルに合わせて選ぶのがポイントです。
謎解きボードゲームおすすめ15選
1.アンロック!
スマートフォンアプリと連動するカード型脱出ゲーム。60分のタイム制限付きで、アイテムの組み合わせやコード入力を駆使しながら、各シナリオごとに異なる謎を解き明かしていきます。使い切り型ではなく、コンポーネントに変更を加えないため、比較的再利用しやすい点も魅力です。
2.エスケープルーム ザ・ゲーム
専用デバイス「クロノデコーダー」を使用して遊ぶ本格派の脱出ゲーム。複数のミッションが収録されており、制限時間60分以内に暗号や仕掛けを解いてクリアを目指します。リアル脱出ゲームの臨場感を家庭で楽しめます。
3.T.I.M.Eストーリーズ
タイムトラベルをテーマに、プレイヤーが過去へ派遣され事件を解決するストーリーベースの協力型ボードゲーム。1つのシナリオを複数回プレイしながら、最適なルートを見つけていく形式で、没入感の高い体験が魅力です。
4.EXIT 脱出:ザ・ゲーム 荒れ果てた小屋
紙や道具を実際に切ったり折ったりして謎を解いていく「使い切り型」の脱出ゲームシリーズ。難易度が高めのものも多く、歯応えのある謎解きが楽しめます。再プレイはできませんが、1度限りの濃密な体験が得られます。
5.ミクロマクロ:クライムシティ
巨大な白黒マップに描かれた街の中から手がかりを探し、事件の真相を解き明かす観察型の推理ゲーム。プレイ時間は15〜45分と短く、家族や初心者でも楽しみやすい作品です。内容に暴力的な要素もあるため、小さな子どもと遊ぶ際は注意が必要です。
6.ザ・イニシアティブ
暗号解読、カードプレイ、コミック形式の物語を融合させたキャンペーン型ゲーム。14のミッションをクリアしながら謎を追う形式で、物語の中で明かされるメタ的な展開も魅力。プレイを通して新たな要素が徐々に開放されていきます。
7.海底基地ネオアトランティスからの脱出

参考:海底基地ネオアトランティスからの脱出|XEOXY ゼオクシー
スマートフォンで映像を見ながら、紙のキットを使って進行する映像連動型の脱出ゲーム。制限時間とヒント機能があるため初心者でも取り組みやすく、2〜3人でのプレイに適しています。
8.アリスと謎とくらやみの物語
LINEでキャラクターと対話しながら物語を進める、チャット型のストーリー謎解きゲーム。『ふしぎの国のアリス』をベースにした幻想的な世界観と、没入感のある対話体験が特徴です。全4章構成で、約2〜3時間ほどのボリュームがあります。
9.ラストプロフェシー

参考:ラストプロフェシー | 【XEOXY ゼオクシー】リアル謎解き脱出ゲームオンラインショップ
スマホと紙キットを組み合わせた持ち帰り型の謎解きゲーム。終末的な世界観を舞台に、映像とテキストが織りなすストーリーを体験できます。60分程度のプレイ時間ですが、ヒントを使わない場合は90分以上かかることもあります。
10.アドベンチャーゲーム:ザ・ダンジョン
ゲームブックのように選択肢を読み進める形式で展開する協力型ストーリーゲーム。3章構成で、1章あたり60〜90分。アイテムの組み合わせや調査によって結末が変わるため、RPG風の体験が楽しめます。
11.ワトソン&ホームズ
シャーロック・ホームズの世界を舞台に、複数の事件に挑む競争型の推理ゲーム。プレイヤーは場所カードを巡って情報を集め、誰よりも早く真相にたどり着くことを目指します。キャラクターの特殊能力や競りの要素が戦略性を高めています。
12.パンデミック:レガシー
世界的なウイルス蔓延をテーマにした協力型キャンペーンゲーム。各セッションの結果が次回以降に影響を与える「レガシー形式」で進行し、シールの貼付やカードの破棄などによって物語が恒久的に変化します。全12〜24回のプレイで1つの物語が完結します。
13.アドベンチャーゲーム:モノクロームINC.

参考:Group SNE | 製品情報 | アドベンチャーゲーム:モノクロームINC
近未来の研究所を舞台にした潜入ミッション型ゲーム。3章構成で約3〜4時間、探索と選択によって分岐が生まれ、アラームレベルなどの緊張感ある演出も特徴です。使い切りではないため、異なるキャラクターでの再プレイも可能です。
14.カンタループ − 刑務所入獄

参考:カンタループ-刑務所入獄 | ANALOG GAME INDEX
紙とコードブックを使ったアナログなポイント&クリック型アドベンチャーゲーム。アイテムの組み合わせや環境探索によってストーリーを進める形式で、プレイ時間は約5〜8時間。ユーモアあふれるストーリー展開と謎解きが魅力です。
15.ダークストーリー
短いミステリーを「はい/いいえ」で質問しながら真相に迫る、水平思考型の推理ゲーム。50問以上のシナリオが収録されており、複数人でワイワイ盛り上がれる形式です。手軽に遊べるため、パーティーやキャンプにもおすすめです。
ボドゲを作っています
様々なオリジナルゲームを企画・開発。