ちょっとした集まりや旅行先でも気軽に楽しめるのが小箱サイズのボードゲームです。コンパクトながら奥深い駆け引きや盛り上がりが味わえる作品も多く、初心者から経験者まで幅広い層に人気がありますよ。
本記事では、持ち運びやすく遊びやすい小箱ゲームの魅力と、実際におすすめしたい10作品を紹介します!
小箱のボードゲームの3つの魅力
小さくて持ち運びやすい
小箱サイズのボードゲームは、かばんに入れて気軽に持ち運びやすいです。旅行やカフェ、友人宅など、場所を選ばずに遊べるため、ちょっとした空き時間でも楽しめます。特にカード主体のゲームは準備も簡単で、すぐに取り出して遊べますよね。
安価で試しやすい
小箱ゲームは価格帯が手頃なものが多く、初心者でも挑戦しやすい点が魅力です。数千円以内で購入できる作品が多いため、気軽に試せますし、プレゼントとしても喜ばれやすいでしょう。
シンプルなルールのものが多い
小箱系ボードゲームは、短時間で学べるシンプルなルールが多いです。初めてボードゲームに触れる人でもすぐに遊び始めやすくて、老若男女問わず楽しみやすいですね。家族や友人同士のコミュニケーションを自然に促してくれますよ!
おすすめの小箱系ボードゲーム10選
①TEN
『TEN』は京大ボドゲ製作所が開発した四則演算カードゲームで、手札や他プレイヤーの捨て札を利用してぴったり「10」を作ることを目指します。シンプルながら知的好奇心をくすぐる計算バトルが楽しめ、初心者でも挑戦しやすい内容です。
親から順にカードを引いて捨てる形式で進行し、他プレイヤーの捨て札を利用できる“ロン”要素が駆け引きを生みます。「TEN!」と宣言して10を作れば得点となり、赤カードを集めた人が勝利。1ゲーム約10分と手軽で繰り返し遊べる作品です。
参考:TEN|算数を駆使して遊ぶ、頭が良くなる軽ゲーム【商品紹介】
②ナナ
「ナナ」はモブプラスの記憶・推理系カードゲームで、1〜12の数字カードを3枚そろえることを目的とします。手札や他人の手札、場札を公開しながら推理を進め、同じ数字を連続で当てると成功となります。
勝利条件は、3回の成功、2組の数字で7を作る、もしくは「7」を成功させること。ルールは簡単ですが、記憶力や読み合いが求められる奥深い内容です。
③海底探検
「海底探検」はオインクゲームズ制作のすごろく型ゲームで、2〜6人、プレイ時間は約30分。プレイヤーは潜水士となり、遺跡チップを拾って潜水艦に戻ることを目指します。深部ほど高得点ですが、空気は全員共有で、欲張ると全員が帰れないこともあります。
ゲームは3ラウンド行われ、最終的に得点が最も高いプレイヤーが勝利します。協力と競争のバランスが絶妙で、チキンレース的なスリルが楽しめます。
④インサイダーゲーム
「インサイダーゲーム」はオインクゲームズの会話型正体隠匿ゲームで、4〜8人、プレイ時間は約15分。ゲームは2部構成で、前半は質問を通じてお題を当て、後半は答えを知っている「インサイダー」を探します。
時間内に正解できなければ全員敗北となり、正解後はインサイダー探しで勝敗が決まります。協力と騙し合いが交差する緊張感が魅力です。
⑤コヨーテ
「コヨーテ」は、自分のカードだけが見えない状態で合計値を推測するブラフゲーム。2〜10人、プレイ時間は15〜30分、対象年齢は10歳以上で、シンプルながら盛り上がりやすい構成です。
順番により大きな数字を宣言し、無理だと思えば「コヨーテ!」と宣言して直前の数値を判定。特殊効果のあるカードも加わり、心理戦と笑いが絶えないゲームです。
⑥ニムト(6 Nimmt!)
「ニムト」はヴォルフガング・クラマー氏のカードゲームで、2〜10人、プレイ時間は約45分。プレイヤーは数字カードを同時に出し、場の4列に昇順で並べていきます。
6枚目を置くとその列を引き取るペナルティとなり、カードのウシマークが失点になります。66点以上で終了し、最も失点が少ない人が勝利します。
⑦ペンギンパーティ
「ペンギンパーティ」はライナー・クニツィア氏がデザインしたカードゲームで、2〜6人、プレイ時間は約15分。5色のペンギンカードを使って8段のピラミッドを作り、手札を出していきます。
出せなくなったカードは残枚数分の失点となり、出し切ればチップを返却できます。かわいいデザインとシンプルなルールで、子どもから大人まで楽しめます。
⑧もっとホイップを!(Piece o’ Cake)
「もっとホイップを!」はケーキのタイルを切り分けて取り合うゲームで、2〜5人、プレイ時間は20〜30分。見た目のかわいらしさが特徴的ですね。
手番のプレイヤーがケーキを分け、順番に選択します。取ったケーキは「取っておく」と「食べる」を選び、終了時に得点化。5ラウンド後に最も高得点の人が勝利します。
⑨ゲシェンク(No Thanks!)
「ゲシェンク」はカードを取るかチップを払うかを選ぶゲームで、3〜7人、プレイ時間は20〜30分。カードは3〜35の数字を使い、引き取ると数字分が失点になります。
連続した数字カードは最小の1枚のみ失点になるため、まとめ取りも戦略となります。チップのやり取りも絡み、最後に最も失点が少ない人が勝利します。
参考:ゲシェンク | JELLY JELLY CAFE ボードゲームカフェ
⑩ファブフィブ
「ファブフィブ」は数字カードを使ったブラフゲームで、3〜10人、プレイ時間は20〜30分。最大の3桁を作って宣言し、次の人がそれを信じるか「嘘だ!」と見破るかで展開します。
嘘を見抜けば相手が、外せば自分がペナルティ。ライフが尽きたら脱落し、最後に残ったプレイヤーが勝利する、シンプルながら心理戦が盛り上がるゲームです。
ボドゲを作っています
様々なオリジナルゲームを企画・開発。