お役立ち

エデュテイメントとは”学び×遊び”。教育現場での事例や家庭での活かし方について

エデュテイメント(エデュテインメント)

この記事では、近年注目を集めている「エデュテイメント(Edutainment)」について解説します。エデュテイメントとは、教育と娯楽を融合させた新しい学びの形です。

学校教育の現場はもちろん、家庭でも子どもたちの好奇心や発想力を育む手段として活用が広がっています。この記事では、その意味やメリット、教育現場での実例、家庭での取り入れ方まで詳しく紹介します。

エデュテイメントとは?

エデュテイメント(Edutainment)は、「Education(教育)」と「Entertainment(娯楽)」を組み合わせた造語で、遊びを通じて学びを得るというコンセプトのことです。

子どもたちが興味を持ち、遊びながら自然と知識やスキルを習得できる体験全体を指す言葉で、従来の「教えられる学び」から、「体験して気づく学び」への転換として注目されています。

近年では、学校教育だけでなく家庭や企業、自治体の研修などにも広く導入されています。たとえば、理科の授業での実験、社会科の学習に活用されるボードゲーム、アニメや映画を教材として使う授業など、形はさまざまです。こうした体験的学びは、記憶の定着や学習意欲の向上にもつながります。

エデュテイメントが注目を集めている理由

エデュテイメントが注目される背景には、教育のデジタル化と「アクティブラーニング」への移行があります。ICT教育の進展により、学習アプリやオンライン教材、デジタルゲームを通して「楽しく学ぶ」環境が整いました。教育省の指針でも、体験や協働を重視した教育が推奨されています。

また、子どもが自ら考え、行動する力を育てることが重視されている現代では、「楽しさ」をきっかけに学びを深めるエデュテイメントがとても効果的です。学習への抵抗感を減らし、主体的に学ぶ姿勢を育む点が、多くの教育者や保護者にも支持されているんですね。

エデュテイメントの利点

子どもの好奇心を刺激しやすい!

エデュテイメントは、子どもの興味を引き出し、学びへの入り口を広げます。たとえば、算数をテーマにしたパズルゲームや、英単語を覚えるリズムゲームなどは、楽しみながら学習できる代表的な例です。「学ぶ=楽しい!」と感じる経験が、探究心の芽を育てるのです。

コミュニケーションが生まれやすい!

ボードゲームやグループアクティビティでは、自然に会話や協力が生まれます。チームで戦略を立てたり、意見を出し合ったりする過程が、思考力や表現力を伸ばします。親子で取り組む場合も、学びを通じたコミュニケーションが家庭の時間を豊かにしてくれますよね。

五感で体験できる!

視覚・聴覚・触覚など、五感を使った体験的学びは、理解と記憶の定着を助けます。たとえば、理科の授業での実験や、歴史博物館での展示体験は、教科書では得られないリアルな理解を促します。手を動かし、感じながら学ぶことで、「体で覚える」感覚が得られます。

エデュテイメントの教育現場での事例

漫画

教育漫画は、難解なテーマを親しみやすく伝える強力な教材です。『はたらく細胞』のように、キャラクターや物語を通して学ぶ形式は、生物学や医療分野への関心を引き出します。近年では、環境問題や経済などを扱う学習漫画も増加しています。

映画

映画は、感情を動かしながら学べる映像教材です。『ドラえもん』や『STAND BY ME』など、身近なテーマの中に科学・倫理・友情などの要素が織り込まれています。授業後にディスカッションを行うことで、単なる鑑賞から「思考する学び」へと発展させられます。

ボードゲーム

ボードゲームは、戦略・論理・協力といったスキルを育む教材として人気です。『カタン』では資源管理や交渉を、『パンデミック』ではチームワークを学べます。教育機関では、金銭感覚を学ぶ『モノポリー』などの教材化も進んでいます。

タイピングゲーム

デジタル学習の中でも人気が高いのが、タイピングを遊びながら練習できるゲーム教材です。キャラクターが進むリズムに合わせて正確に入力することで、楽しみながらスキルを習得できる仕組みになっているようです。文部科学省の情報教育指針でも、こうした体験型デジタル教材の活用が推奨されていますよ。

博物館

博物館や科学館では、展示と体験を組み合わせたリアルなエデュテイメントが実施されています。たとえば、国立科学博物館では「体験型展示」や「ワークショップ」を通じて、子どもたちが発見と驚きを体感できます。こうした学びは、知識を実感に変えるうえで重要です。

エデュテイメントの家庭での活かし方

家庭でのエデュテイメントは、日常生活の中に「学びの仕掛け」を取り入れることから始まります。

たとえば、料理を通じて分量計算や科学反応を学んだり、家族でボードゲームを楽しんで思考力や判断力を鍛えたりするのはどうでしょうか。親子で植物を育てながら生態系を観察するのも良さそうですね。

近年では、教育アプリや動画教材、知育系YouTubeチャンネルなど、家庭でも手軽に実践できるツールが充実しています。英語や算数、プログラミングなど、年齢や興味に合わせて選べるものが多く、親子で一緒に学ぶきっかけになりますよ。

重要なのは、子どもが「やらされる学び」ではなく、自分から「やってみたい」と思える環境をつくることです。家庭でのエデュテイメントは、遊びながら学ぶことで「学び=楽しい」と感じる習慣を育て、将来的な学習意欲の基盤を作ることにつながります。

京大ボドゲ製作所の公式ストアはこちら!

京大ボドゲ製作所では、京大生がオリジナルの
ボドゲを作っています

「学び×ボードゲーム」をコンセプトに、
様々なオリジナルゲームを企画・開発。

京大生制作の「学びのボードゲーム」を見てみる

※京大ボドゲ製作所はKyobo合同会社(法人登録番号:6130003009771)が運営しています。