学園祭や修学旅行の夜、クラスのみんなでワイワイ盛り上がれるカードゲームは、高校生活の思い出づくりにぴったりです。
ここでは高校生におすすめのボードゲームを、特にカードゲームを中心に「ワイワイ系」「じっくり考える系」「コミュニケーション系」の3つのカテゴリに分けてご紹介します。
友達同士で笑って盛り上がれるゲームから、頭脳戦で熱中できるゲームまで幅広く取り上げます。ぜひお気に入りを見つけて、次のイベントで遊んでみてください!
【盛り上がる】ワイワイ系ボードゲーム6選
ワイワイ系のカードゲームは、ルールがシンプルでみんなで一緒に笑いながら遊べるジャンルです。
学校行事の空き時間やレクリエーションで場を盛り上げたいときに最適です。このカテゴリでは、さらに「アクション系」「言葉遊び系」「爆笑系」の3タイプに分けて紹介します!
アクション系ゲーム
素早い反射神経や動きで競い合う、体を使ったアクション系カードゲームです。机を囲んでワチャワチャできるので、みんなで楽しめますよ!
ジャングルスピード
配られたカードを順番にめくり、同じ模様が出たら中央のトーテム(棒)を誰よりも早く掴み取るスピード勝負のゲーム。反射神経と集中力が試され、思わず白熱!手持ちカードをいち早く無くした人の勝ちです。
ドブル(Dobble)
丸いカードに描かれた絵柄の中から、どの2枚にも共通する絵をいち早く見つけて宣言するゲームです。全てのカードの組み合わせに必ず1つだけ同じ絵柄があるのがミソ。観察力と反射神経がものを言う、テンポ抜群のパーティーカードゲームです。
言葉遊び系ゲーム
言葉を使って遊ぶ言葉遊び系カードゲームです。ボキャブラリーや発想力が試されるので、語彙力に自信のある人もない人も一緒になってやれば仲良くなれそうです!
ボブジテン
出されたお題のカタカナ語をカタカナを一切使わずに日本語だけで説明するユニークなカードゲームです。「スマートフォン」や「ピザ」などを日本語だけで表現しようとすると珍解答が続出!カタコト日本語で説明するボブになりきって、盛り上がること間違いなし!
ワードバスケット
みんなが知っているしりとりをカードゲーム化したものです。場に出たひらがなカードの文字で始まり、自分の手札の文字で終わる言葉を咄嗟に考えてカードを出していきます。語彙力と瞬発力が勝負の決め手。手札をいち早く使い切った人の勝利です。
爆笑系ゲーム
発想の自由さや演技力で笑いが生まれる爆笑系カードゲームです。ユニークなお題やシチュエーションで、教室中が笑いに包まれます。
はぁって言うゲーム
「はぁ」「うそ」「えー」などの一言を、指定された感情や状況で演じ分けるお題に挑戦するゲームです。例えば同じ「はぁ」でも怒っているのか感心しているのか?声と表情だけで表現し、どのシチュエーションの「はぁ」か当て合います。演技力勝負のパーティーゲームで、思わず爆笑してしまいますよ笑
私の世界の見方
空欄のあるお題カードに対して、手持ちの単語カードを組み合わせてユーモラスな回答を作る大喜利系カードゲームです。出題者がお題を読み上げ、他のプレイヤーはユニークな答えになりそうな単語カードを出します。集まった回答の中から「ベストな回答」を選んでもらえれば得点ゲット!
【奥が深い】じっくり考える系ボードゲーム6選
じっくり考える系のカードゲームは、運だけでなく頭を使って戦略を練ったり推理したりするジャンルです。腰を落ち着けてゲームに向き合いたいときにおすすめで、知的好奇心をくすぐります。このカテゴリでは、「戦略系」「心理戦系」「推理系」の3タイプを紹介します。
戦略系ゲーム
カードの効果や数字を使って互いの行動を読み合いながら勝利を目指す戦略系カードゲームです。限られた情報で先を予測し、作戦を練るのが好きな人にぴったり。
ラブレター
わずか16枚のカードでお姫様への恋文を届けるための駆け引きを争うカードゲームです。各プレイヤーは1枚だけ手札を持ち、毎ターン1枚カードを引いて1枚出すだけ。シンプルながらカード効果の読み合いが熱く、運と推理と戦略が凝縮された名作です。
ニムト
2~10人で遊べる数字カードゲーム。場に4列までカードを数字順に並べていきますが、「6枚目」を置かなければならなくなった人はその列のカードを全部引き取ってしまいます。できるだけ失点するカードを取らないように、手札から出すカードのタイミングを計るのが肝心です。シンプルなルールながらスリル満点の頭脳戦が楽しめます。
心理戦系ゲーム
相手の嘘を見破ったりブラフをかけたりする心理戦系カードゲームです。友達同士の性格を読み合う駆け引きにドキドキが止まりません。
ごきぶりポーカー
ゴキブリやカエルなど嫌われ者の害虫カードを押し付け合い、嘘を見抜く心理戦が楽しいゲームです。「これ、ゴキブリ!」などと言いながら他人にカードを渡し、本当かウソかを当ててもらいます。相手の表情やクセを見抜ければ勝利!逆に騙されると嫌なカードを押し付けられます。シンプルなルールで盛り上がるブラフゲームです。
インサイダーゲーム
Yes/No質問でお題を当てるクイズと、人狼のような正体隠匿要素が融合したゲームです。出題者のみお題を知っており、他のプレイヤーは質問を重ねて解答を目指します。ただしその中にインサイダー(内通者)が1人潜んでおり、正体を隠しながら巧妙にみんなを正解へ誘導します。全員で協力してお題を当てつつ、誰がインサイダーかを推理するスリリングな展開が魅力です。
推理系ゲーム
隠された犯人や謎を推理する推理系カードゲームです。限られた手がかりから真相を見抜いたときの快感は格別で、推理小説さながらの盛り上がりがあります。
犯人は踊る
1枚だけある「犯人カード」の所在をめぐって推理を繰り広げるカードゲームです。犯人カードは誰もが「持っていたくない」ため密かに手札を移動していきます。プレイヤーたちはカードの移動や特殊効果を頼りに犯人が誰の手にあるか推理し、最後の持ち主を当てれば勝利です。シンプルながら奥が深い、ゆるく楽しめる推理ゲームです。
タイムボム
爆弾処理班(青チーム)とテロリスト(赤チーム)に分かれて対決する正体隠匿系の推理ゲームです。複数枚のワイヤーカードの中に1枚だけ「爆弾カード」が混ざっており、全員で会話しながら順番にワイヤーを切断するカードを選んでいきます。制限時間内に解除カードを全部めくれば警察側の勝ち、爆弾カードがめくられてしまえばボマー側の勝ち。お互いの正体を探り合いながらワイヤーを選ぶ緊張感が癖になるゲームです。
【仲良くなれる】コミュニケーション系ボードゲーム6選
コミュニケーション系のカードゲームは、会話や協力、創造的な表現を通じてみんなで盛り上がるジャンルです。ゲームをしながら仲間との絆が深まるのも魅力です。このカテゴリでは、「協力系」「表現系」「正体隠匿系」の3タイプをご紹介します。
協力系ゲーム
プレイヤー全員が力を合わせてミッション達成を目指す協力系カードゲームです。対戦ではなく共通の目標に向かうので、一体感と達成感を味わえます。
ito(イト)
各自が1〜100の数字カードを持ち、その数字の大きさをお題に沿った言葉で表現し合う協力ゲームです。例えばお題が「辛い食べ物」で自分の数字が「10」なら「給食のカレー」、数字が「90」なら「わさび寿司」などと発言します。みんなのヒントを頼りに、カードを小さい順に並べることができれば全員成功!会話を重ねて心を一つにする盛り上がりがあります。
ザ・マインド
コミュニケーション禁止の中、全員で数字カードを小さい順に出していくという一風変わった協力カードゲームです。手番も会話も一切なしで、お互いの出方を“空気”で感じ取りながらカードを出していくスリリングな内容。全員の手札を昇順に出し切れれば成功ですが、タイミングを誤ると失敗します。言葉がなくても仲間との心が通じ合う、不思議な連帯感を味わえるゲームです。
表現系ゲーム
発想力や表現力を駆使してコミュニケーションをとる表現系カードゲームです。独創的なヒントや絵で伝える力が試され、驚きと笑いに満ちた時間になります。
ディクシット
プレイヤーが順番に語り部となり、美しいイラストが描かれたカードにタイトルやヒントをつけて出題するゲームです。語り部以外のプレイヤーは、自分の手札からそのヒントに合いそうなカードを出し、どれが語り部のカードか当て合います。ただし全員に正解されても得点にならないため、ヒントは「絶妙なさじ加減」で出すのがポイント。連想力豊かな世界観に浸りながら会話が弾む、想像力とコミュニケーションのゲームです。
エセ芸術家ニューヨークへ行く
みんなで1枚の絵を完成させるお絵描きゲームですが、なんと芸術家の中にひとりだけお題を知らないエセ芸術家が混ざっています。各プレイヤーは順番に一筆ずつ線を描き、お題を知っているフリをしながら絵を仕上げていきます。全員が2周描いた後、誰がエセ芸術家かを投票で当てられたら市民側の勝ち。エセ芸術家は正体を隠し通せれば逆転勝利です。
描かれた絵を見て推理と笑いが交錯する、ワイワイ盛り上がるパーティーゲームです。
正体隠匿系ゲーム
会話を通じて正体を探り合う正体隠匿系カードゲームです。いわゆる人狼ゲーム系の駆け引きで、友達同士の白熱した討論が繰り広げられます。
人狼ゲーム
村人陣営と人狼陣営に分かれて戦う会話型心理ゲームの定番です。昼の議論で村人に紛れ込んだ人狼を見破り処刑し、人狼を全滅させれば村人の勝利、人狼を処刑し損ねれば夜に村人が食べられてしまいます。役職カードを配ってからスタートし、「誰が嘘をついているのか?」を巡って推理と説得のドラマが展開。高校生にもファンが多く、文化祭の出し物や合宿の夜にも盛り上がるゲームです。
ワードウルフ
お題となる言葉について皆で話し合い、「皆と異なるお題を与えられた人(=ワードウルフ)」を見つけ出すゲームです。少数派であるワードウルフは自分だけお題が違うことがバレないように会話に混ざり、多数派のフリをします。全員で制限時間内たっぷり議論した後、怪しい人物に投票!少数派を処刑できれば市民チームの勝ち、逃げ切れられればワードウルフ側の勝ちとなります。
正体隠匿ゲームの中でもルールが簡単で、初対面のアイスブレイクなどにも向いています!
様々なオリジナルゲームを企画・開発しています。