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運要素のない実力勝負!アブストラクトゲームのおすすめ13選

アブストラクトゲームを遊ぶおしゃれな大学生

頭脳戦が楽しめるアブストラクトゲームは、運に頼らずプレイヤーの実力で戦えるのが魅力です。この記事では、そんなアブストラクトゲームの中でも、ボードゲームクリエイター集団としても活動する私たちKyoboから、おすすめの13種類をピックアップしてご紹介します!

アブストラクトゲームとは?どんなゲーム?

アブストラクトゲームは純粋に戦略や思考力を楽しむゲームとして作られており、運の要素が基本的のが特徴です。また、凝った世界観などの要素も削ぎ落とされ、思考に集中できるシンプルなものが多いです。

つまり、アブストラクトゲームは実力が勝敗を分けるゲームで、運に左右されない真剣勝負が楽しめるゲームともいえます。例えば、古くからある将棋やチェスもその仲間なんですね。アブストラクトゲームの特徴には以下の3つがあります。

シンプルなルール

多くのアブストラクトゲームは、数分で理解できるような簡潔なルールになっています。

美しいデザイン

木製やカラフルなパーツを用いるなど、ビジュアル面で楽しめるアブストラクトゲームは多いです。特に「ギガミック社」のゲームなどはインテリアとしても優れているほどで人気がありますね。

奥深い戦略性

多くのアブストラクトゲームでは、簡単に始められる反面、プレイを重ねることで奥深さが増す点が魅力の理由となっています。

【運要素なし】本格派アブストラクトゲーム10選

運の要素がなく、実力勝負が楽しめるゲーム10種類をまとめました!

コリドール(Quoridor)

コリドールは、シンプルなルールながら戦略性が深いゲームです。プレイヤーは自分のコマを相手の陣地に到達させることを目指しますが、手番ではコマを動かすか壁を置くかを選びます。

壁を配置することで相手の道を遮ることができ、相手の意図を読みながら自分の最適なルートを確保する必要があります。この駆け引きがゲームの醍醐味です。

ピロス(PYLOS)

プレイヤーは球を積み上げ、ピラミッドを完成させることを目指します。手番では球をボード上に置くか、既存の球を移動させて自分の球を節約する戦略を取ることが重要です。

例えば、球を移動して他の球を支える位置に置くことで、後の手番で有利になるプレイが可能です。木製パーツの温かみのある手触りも魅力の一つです。

クアルト(Quarto)

形や色、高さ、穴の有無といった特徴を持つコマを用い、縦・横・斜めのいずれかに同じ特徴を持つ4つのコマを並べることを目指すゲームです。

コマは相手が選ぶため、相手の意図を読む能力が試されるのが特徴です。ルールは簡単ながら、奥深い戦略性が楽しめます。

カワレ(QAWALE)

カワレ(QAWALE)は、石をボード上に配置し、指定されたパターンを作ることを目指すゲームです。プレイヤーは1手ごとに石を動かしてパターンを形成しますが、相手の妨害を予測しつつ最適な手を選ぶ必要があります。見た目のシンプルさに反して、戦略性と状況判断力が重要です。

マンカラ・カラハ

マンカラ・カラハは古代から伝わる伝統的なボードゲームで、石を特定の順序で移動させ、ゴールのポケットにできるだけ多くの石を集めることを目指します。手番ごとに石をどのように分配するかが勝敗を左右するため、戦略性と先を読む力が求められます。

ツィクスト(TwixT)

ツィクスト(TwixT)は、ボード上に自分の色のルートを作り、相手の進路を妨害しながらゴールを目指すゲームです。プレイヤーはピンとブリッジを駆使してルートを構築しますが、相手との干渉が激しく、状況判断力と長期的な計画性が求められます。数学的・戦略的な思考が好きな方に特におすすめです。

ゴブレットゴブラーズ(Gobblet Gobblers)

ゴブレットゴブラーズ(Gobblet Gobblers)は、三目並べを進化させたゲームで、プレイヤーは自分のコマを縦・横・斜めのいずれかに3つ並べることを目指します。ただし、大きいコマが小さいコマを覆うことができるため、戦局が突然変わるダイナミックな要素があります。このシンプルさと意外性が魅力です。

ブロックス(Blokus)

ブロックス(Blokus)は、テトリス風のさまざまな形のピースを使って、ボード上に自分のエリアを広げていくゲームです。ピースは斜めでしか接触できないというルールがあり、配置には工夫が求められます。他のプレイヤーのエリアを避けながら最大限のスペースを確保する戦略がポイントで、相手の動きを予測して妨害する要素も楽しめます。ルールが直感的で、子どもから大人まで幅広く親しまれています。

ウルビーノ(Urbino)

イタリアの都市ウルビーノをモデルにしたボードゲームで、プレイヤーは建物を配置して街を形成し、都市計画の完成度を競います。

建物は配置ルールが決まっており、プレイヤーは最適な場所を考えながら戦略を練る必要があります。

タイニータウン(Tiny Town)

プレイヤーは建物カードに基づいて自分の街を設計します。手番では資源を集めて建物を建設し、限られたスペースを最大限に活用する必要があります。

建物の配置によって得点が変わるため、効率的な配置計画と創造性が勝敗を左右します。

【運要素あり】ハラハラもできるアブストラクトゲーム3選

運と戦略が絶妙に組み合わさったゲームです。ハラハラする展開や、思わず盛り上がる瞬間を楽しめる作品をご紹介します!

テン(TEN)

TEN(テン)は、私たちKyoboが開発したカードゲームで、手札の数字カードと演算子カードを組み合わせて計算し、合計を10にすることを目指します。プレイヤーは順番にカードを1枚引いて1枚捨てる動作を繰り返し、10を作る計算式を完成させると得点を獲得できます。

シンプルなルールながら、手札の組み合わせや計算の工夫が求められるため、計算力や論理的思考力を鍛えることができます。短時間でプレイできますが、繰り返し遊ぶことでさらに深い戦略性を楽しめるゲームです。

アズール(Azul)

アズール(Azul)は、ポルトガルの装飾タイルをモチーフにした美しいデザインのボードゲームです。プレイヤーはタイルをドラフトし、自分のボードに配置してパターンを完成させることで得点を競います。どのタイルを選ぶかで自分の計画が大きく変わるため、慎重な戦略が必要です。また、相手が狙っているタイルを見極めることも勝利へのカギとなります。

カスカディア(Cascadia)

カスカディア(Cascadia)は、六角形のタイルと動物のピースを組み合わせながら、生態系を築き得点を競うゲームです。タイルには特定の動物が配置できるエリアがあり、プレイヤーは最適な組み合わせを見つける戦略性が求められます。一方で、毎回ランダムに選ばれるタイルとピースが運の要素を加え、ゲーム展開が毎回異なり、初心者でも楽しみやすい内容になっています。