高校生になると、休み時間や放課後、勉強の息抜き、修学旅行や文化祭と、友達とボードゲームで盛り上がれる場面が一気に増えます。スマホのゲームもいいけれど、同じテーブルを囲んで顔を見ながら遊ぶボードゲームの盛り上がりは別格です。
この記事では、京大生クリエイター集団の京大ボドゲ製作所が、高校生に本当におすすめできるボードゲーム21本を厳選しました。教室でサッと遊べる定番から、投資やお金の感覚が身につく学べる系、修学旅行・文化祭で活躍する小箱ゲームまで、比較表つきで紹介します。
高校生のボードゲーム選び、失敗しない3つのポイント
遊ぶシーンで選ぶ
休み時間なら10分以内に終わる小箱ゲーム、放課後や家なら30分級のじっくり系、修学旅行ならかさばらず大人数で遊べるもの、と場面で最適解が変わります。この記事の比較表には「おすすめシーン」を載せているので、まずはそこから絞ってみてください。
人数とプレイ時間で選ぶ
いつものメンバーが3〜4人なのか、クラス単位の大人数なのかで選ぶゲームは変わります。ニムト(最大10人)や人狼(15人以上も可)のような懐の深いタイトルを1本持っておくと、人数が読めない場面でも安心です。
「盛り上がる」か「学びになる」かで選ぶ
とにかく笑いたいならパーティー系、頭脳戦で本気の勝負がしたいなら心理戦系。そして勉強の息抜きを兼ねるなら、遊びながら計算力や金融の知識が身につく学べる系という選択肢もあります。京大生が作った学べるゲームは、この記事の最初のカテゴリで紹介します。
高校生向けボードゲーム21選の比較表
今回紹介する21本を一覧にまとめました。プレイ時間は目安です。
ゲーム名 | タイプ | 人数 | 時間 | 対象年齢 | おすすめシーン |
|---|---|---|---|---|---|
株トレ | 学べる | 2〜4人 | 約45分 | 10歳〜 | 放課後・家でじっくり |
TEN | 学べる | 2〜4人 | 10〜20分 | 10歳〜 | 休み時間・勉強の息抜き |
キオクコネクト | 学べる | 2〜4人 | 約10分 | 6歳〜 | テスト勉強の合間 |
ドブル | ワイワイ | 2〜8人 | 約5分 | 6歳〜 | 休み時間・文化祭 |
ジャングルスピード | ワイワイ | 2〜8人 | 約15分 | 7歳〜 | 放課後・文化祭 |
はぁって言うゲーム | ワイワイ | 3〜8人 | 約15分 | 8歳〜 | 教室で盛り上がる |
ボブジテン | ワイワイ | 3〜8人 | 約30分 | 10歳〜 | 放課後・家 |
ワードバスケット | ワイワイ | 2〜8人 | 約10分 | 8歳〜 | 休み時間 |
私の世界の見方 | ワイワイ | 3〜8人 | 約30分 | 10歳〜 | トーク好きの放課後 |
ラブレター | 心理戦 | 2〜4人 | 約10分 | 10歳〜 | 休み時間・少人数 |
ニムト | 心理戦 | 2〜10人 | 約15分 | 8歳〜 | 修学旅行・大人数 |
ごきぶりポーカー | 心理戦 | 2〜6人 | 約20分 | 8歳〜 | 放課後のだまし合い |
インサイダーゲーム | 心理戦 | 4〜8人 | 約15分 | 9歳〜 | 教室・大人数 |
犯人は踊る | 心理戦 | 3〜8人 | 約15分 | 8歳〜 | 休み時間 |
タイムボム | 心理戦 | 4〜8人 | 約15分 | 8歳〜 | 文化祭・イベント |
ito | コミュ力 | 2〜10人 | 約30分 | 8歳〜 | クラスの仲を深める |
ザ・マインド | コミュ力 | 2〜4人 | 約20分 | 8歳〜 | 消灯後・静かに遊ぶ |
ディクシット | コミュ力 | 3〜6人 | 約30分 | 8歳〜 | じっくり会話 |
エセ芸術家ニューヨークへ行く | コミュ力 | 3〜10人 | 約15分 | 8歳〜 | 大人数・文化祭 |
人狼ゲーム | コミュ力 | 4〜15人 | 約30分 | 10歳〜 | クラスレク・文化祭 |
ワードウルフ | コミュ力 | 3〜10人 | 約10分 | 8歳〜 | どこでも万能 |
【勉強にもなる】京大生が作った頭脳系ボードゲーム3選
最初に紹介するのは、京大生クリエイターが「遊びながら賢くなる」を本気で追求して作ったゲームです。勉強の息抜きのつもりが、そのまま学びになる。受験を控えた高校生にこそ試してほしい3本です。なお、教育効果で選ぶゲームは教育・勉強に役立つボードゲーム20種類の記事で詳しく特集しているので、この記事では「高校生の日常で遊びやすいか」を軸に紹介します。
①株トレ(株式投資ボードゲーム)
対象年齢:10歳〜 / プレイ人数:2〜4人 / プレイ時間:約45分 / 価格:5,000円(税込) / 学べる知識:株式投資の基礎・リスク管理 / 入手先:京大ボドゲ製作所 公式ストア
『株トレ』は、株式投資をリアルに体験できる対戦型ボードゲームです。ニュースカードで動く市場を読み、株の売買で資産を増やして勝利を目指します。値動きの読み方、リスク管理、損切りの判断といった投資のリアルが、遊びながら体感できます。
高校では金融教育が必修化され、投資やお金の知識はこれからの必須科目。友達との本気の心理戦を楽しみながら、将来に直結する金銭感覚が身につく一本です。株や投資が学べるボードゲームのまとめ記事もあわせてどうぞ。
②TEN(四則演算カードゲーム)
対象年齢:10歳〜 / プレイ人数:2〜4人 / プレイ時間:10〜20分 / 価格:2,000円(税込) / 鍛えられる能力:計算力・論理的思考 / 入手先:京大ボドゲ製作所 公式ストア
『TEN』は、場のカードと手札を組み合わせて「10」を作る四則演算のスピード勝負ゲームです。ルールは1分で覚えられるのに、計算の速さと相手の狙いを読む力が同時に試されます。
小箱でかさばらないので、教室の休み時間にサッと出して遊べるのが高校生向きのポイント。数学が苦手な人ほど、遊んでいるうちに数字への抵抗感が消えていきます。
③キオクコネクト(英単語×記憶ゲーム)
対象年齢:6歳〜 / プレイ人数:2〜4人 / プレイ時間:約10分 / 価格:1,800円(税込) / 鍛えられる能力:記憶力・英単語 / 入手先:京大ボドゲ製作所 公式ストア
『キオクコネクト』は、英単語と日本語の意味をペアで揃える、かるた×神経衰弱型の記憶ゲームです。単語帳とにらめっこするより、ゲームで奪い合った単語のほうが記憶に残る。そんな体験ができます。
1ゲーム約10分で、テスト勉強の合間のリフレッシュにちょうどいい長さ。英単語の暗記を「作業」から「勝負」に変えたい人におすすめです。
【盛り上がる】休み時間・パーティー系ボードゲーム6選
教室や放課後にみんなで笑いたい時はこの6本。ルールが簡単で、初めてのメンバーでもすぐに輪に入れるものを選びました。
①ドブル(Dobble)
プレイ人数:2〜8人 / プレイ時間:約5分 / 対象年齢:6歳〜 / カテゴリ:反射神経・絵合わせ
2枚のカードに必ず1つだけ共通するマークを、誰よりも早く見つけて叫ぶスピードゲーム。丸い小さな缶に入っていてかさばらず、通学鞄にもすっと入ります。ルールが一瞬で伝わるので、休み時間の定番にも文化祭の出し物にも最適です。
②ジャングルスピード
プレイ人数:2〜8人 / プレイ時間:約15分 / 対象年齢:7歳〜 / カテゴリ:反射神経
同じ絵柄が場に出た瞬間、中央のトーテムを誰よりも早く掴むゲーム。手がぶつかり合う白熱の展開で、大人数ほど盛り上がります。盛り上がりすぎて声が出るので、放課後や文化祭でどうぞ。
③はぁって言うゲーム
プレイ人数:3〜8人 / プレイ時間:約15分 / 対象年齢:8歳〜 / カテゴリ:表現・演技
お題の「はぁ」を声と表情だけで演じ、どのシチュエーションかを当て合う爆笑必至のパーティーゲーム。身振り手振りは禁止というルールが絶妙な笑いを生みます。クラスの仲が一気に深まる一本。
④ボブジテン
プレイ人数:3〜8人 / プレイ時間:約30分 / 対象年齢:10歳〜 / カテゴリ:言葉遊び
カタカナ語を、カタカナを一切使わずに説明して当ててもらうゲーム。「スマホ」を日本語だけで説明する難しさに大笑い。語彙力と発想力が試され、世代を問わず盛り上がります。
⑤ワードバスケット
プレイ人数:2〜8人 / プレイ時間:約10分 / 対象年齢:8歳〜 / カテゴリ:言葉遊び・スピード
場の文字で始まり手札の文字で終わる単語を、しりとりのように素早く出すゲーム。瞬発力と語彙力の勝負で、テンポよく何度も遊べます。コンパクトで持ち運びやすいのも魅力。
⑥私の世界の見方
プレイ人数:3〜8人 / プレイ時間:約30分 / 対象年齢:10歳〜 / カテゴリ:大喜利
お題に対して手札のフレーズで答え、一番面白い回答を選ぶ大喜利系ゲーム。シュールな組み合わせで笑いが起きる、トーク好きなグループにぴったりの一本です。
【心理戦・戦略】頭脳バトル系ボードゲーム6選
友達との本気の読み合いを楽しみたいならこの6本。だまし合い、推理、正体隠匿と、高校生同士だからこそ熱くなる頭脳バトルが揃っています。
①ラブレター
プレイ人数:2〜4人 / プレイ時間:約10分 / 対象年齢:10歳〜 / カテゴリ:心理戦・推理
わずか16枚のカードで遊ぶ、駆け引きが凝縮された名作。手札1枚から相手の持ちカードを読み、姫にラブレターを届けます。短時間で深い心理戦が味わえ、小さな箱で携帯性も抜群です。
②ニムト(6 nimmt!)
プレイ人数:2〜10人 / プレイ時間:約15分 / 対象年齢:8歳〜 / カテゴリ:戦略・バースト
数字カードを並べ、6枚目を引かされた人が失点するルール。10人まで遊べる懐の深さで、大人数の集まりにうってつけ。簡単なのに悩ましい、ロングセラーの傑作です。
③ごきぶりポーカー
プレイ人数:2〜6人 / プレイ時間:約20分 / 対象年齢:8歳〜 / カテゴリ:ブラフ・心理戦
「これはゴキブリだ」と言って渡すカードが本当か嘘かを見抜くブラフゲーム。表情と話術がすべて。だまし合いが白熱し、初対面でも一気に距離が縮まります。
④インサイダーゲーム
プレイ人数:4〜8人 / プレイ時間:約15分 / 対象年齢:9歳〜 / カテゴリ:正体隠匿・推理
出題者が知る答えを質問で当てつつ、こっそり誘導する「インサイダー」を探すゲーム。協力と疑心暗鬼が同居する独特の緊張感が魅力。大人数の話し合いが盛り上がります。
⑤犯人は踊る
プレイ人数:3〜8人 / プレイ時間:約15分 / 対象年齢:8歳〜 / カテゴリ:推理・カード
手札を回しながら「犯人」カードを持つ人を推理するゲーム。役割が次々入れ替わる展開でドキドキが止まりません。ルールが簡単で、すぐに全員参加できます。
⑥タイムボム
プレイ人数:4〜8人 / プレイ時間:約15分 / 対象年齢:8歳〜 / カテゴリ:正体隠匿・協力
ボムを解除したい正義チームと爆発させたい悪魔チームに分かれる心理戦。誰が味方か分からないスリルが最高潮に。短時間で何度も遊べて文化祭企画にも好相性です。
頭脳戦をもっと極めたい人は、頭が良くなる頭脳戦ボードゲームの特集記事もチェックしてみてください。
【仲良くなれる】コミュニケーション系ボードゲーム6選
新しいクラスや部活の仲間と距離を縮めたい時はこの6本。会話や感性のすり合わせを通じて、自然と相手のことが分かってくるゲームです。
①ito(イト)
プレイ人数:2〜10人 / プレイ時間:約30分 / 対象年齢:8歳〜 / カテゴリ:協力・価値観共有
1〜100の数字を、お題に沿った言葉で表現し、小さい順に並べる協力ゲーム。「人気の食べ物で言うと…」と価値観をすり合わせる会話が盛り上がり、クラスの仲が一気に深まります。お題に迷ったらitoのお題リスト記事も活用してください。
②ザ・マインド(The Mind)
プレイ人数:2〜4人 / プレイ時間:約20分 / 対象年齢:8歳〜 / カテゴリ:協力・無言
会話禁止のまま、手札の数字を小さい順に出し切る協力ゲーム。言葉なしで呼吸を合わせる一体感が独特で、成功したときの達成感は格別。静かに遊べるので、修学旅行の消灯後にもぴったりです。
③ディクシット(Dixit)
プレイ人数:3〜6人 / プレイ時間:約30分 / 対象年齢:8歳〜 / カテゴリ:感性・表現
幻想的な絵カードに連想する言葉を添え、どれが正解かを当て合うゲーム。正解者が多すぎても少なすぎても得点が入らない絶妙なバランスが秀逸。感性で通じ合う楽しさがあります。
④エセ芸術家ニューヨークへ行く
プレイ人数:3〜10人 / プレイ時間:約15分 / 対象年齢:8歳〜 / カテゴリ:正体隠匿・お絵描き
お題を知らない「エセ芸術家」が、知っているふりで一緒に絵を描き、紛れ込むゲーム。1本ずつ線を足す緊張感と推理が楽しく、大人数でワイワイ盛り上がります。
⑤人狼ゲーム
プレイ人数:4〜15人 / プレイ時間:約30分 / 対象年齢:10歳〜 / カテゴリ:正体隠匿・会話
村人に紛れた人狼を議論で追い詰める会話型ゲームの定番。大人数ほど熱くなり、文化祭の出し物やクラスレクの主役になれます。カードだけで遊べて携帯性も抜群。進行役なしで手軽に遊ぶなら、動画で紹介している「ワンナイト人狼」が短時間で回せて高校生に人気です。
⑥ワードウルフ
プレイ人数:3〜10人 / プレイ時間:約10分 / 対象年齢:8歳〜 / カテゴリ:正体隠匿・会話
全員に配られたお題のうち、1人だけ違う言葉を持つ「ワードウルフ」を会話から探すゲーム。道具がほぼ不要で準備が一瞬。短時間で何度も回せるので、休み時間にも修学旅行の夜にも万能です。
修学旅行・文化祭に持っていくならこの5本
修学旅行はとにかく荷物を増やせないので、カードサイズでかさばらず、大人数で遊べて、消灯後でも声を抑えて楽しめるゲームが鉄板です。文化祭の企画なら、1ゲーム5〜15分で終わりルール説明が一瞬で済むタイトルが向いています。
21本の中から選ぶなら、ドブル(小箱で即盛り上がる)、ワードウルフ(道具ほぼ不要)、ニムト(最大10人)、ザ・マインド(消灯後も静か)、ジャングルスピード(文化祭の回転企画向き)の5本がおすすめ。小箱を2〜3本持っていけば、どんなメンバーでも思い出に残る時間になります。
高校生のボードゲームに関するよくある質問
高校生に一番人気のボードゲームはどれですか?
定番人気はito、ワードウルフ、ラブレターあたりです。会話で盛り上がるゲームは失敗が少なく、初めてボードゲームに触れるグループでもすぐに楽しめます。
学校の休み時間(10分)でも遊べるゲームはありますか?
ドブル(約5分)、ワードバスケット(約10分)、ワードウルフ(約10分)、キオクコネクト(約10分)なら10分の休み時間でも1ゲーム回せます。準備と片付けが一瞬で済む小箱ゲームを選ぶのがコツです。
修学旅行に持っていくならどれがおすすめですか?
かさばらない小箱で大人数に対応できるドブル、ワードウルフ、ニムトが鉄板。消灯後に静かに遊ぶなら、会話禁止のザ・マインドも盛り上がります。
勉強の息抜きにもなる「学びになる」ボードゲームはありますか?
京大生が作った株トレ(投資・金融)、TEN(計算力)、キオクコネクト(英単語)がまさにそのためのゲームです。息抜きしながら受験や将来に役立つ力が身につきます。教育・勉強に役立つボードゲーム20種類もあわせてご覧ください。
クラス全員などの大人数で遊べるゲームはありますか?
ニムト(最大10人)、人狼(15人以上も可)、エセ芸術家ニューヨークへ行く(最大10人)、ito(最大10人)など、人数が多いほど熱くなるタイトルがおすすめです。
高校生へのプレゼントに選ぶなら予算はいくらぐらいですか?
カードゲームなら1,500〜2,500円、ボードゲームなら3,000〜5,000円が目安です。この記事で紹介したゲームの多くはこの価格帯に収まります。誕生日プレゼントには、学びにもなる株トレ(5,000円)やTEN(2,000円)も喜ばれます。
まとめ:教室でも旅先でも、最高の1本を
高校生のボードゲーム選びは、遊ぶシーン・人数・「盛り上がる」か「学びになる」かの3つで考えるのが成功のコツです。休み時間の10分にも、修学旅行の夜にも、比較表から自分たちに合う1本を見つけてください。
勉強の息抜きを学びに変えたいなら、京大生が本気で作った株トレ・TEN・キオクコネクトをぜひ。遊んだ時間が、そのまま将来の武器になります。
