「ボードゲームの神ゲーってどれ?」「名作と呼ばれるゲームを外さずに1つ選びたい」。そんな人のために、ボードゲームを作っている京大ボドゲ製作所が、受賞歴と世界的な評価を根拠に神ゲーボードゲームを20本選びました。
ルール説明5分で盛り上がるお手軽系から、ドイツ年間ゲーム大賞の受賞作、会話が止まらないコミュニケーション系、何十回遊んでも飽きない本格派まで、ジャンル別に紹介します。比較表と選び方もまとめたので、遊ぶメンバーと時間に合う1本がすぐ見つかります。
ボードゲームの「神ゲー」とは?この記事の選定基準
「神ゲー」は公式な称号ではなく、遊んだ人の多くが「これは名作」と認めるゲームへの愛称です。人によって基準がぶれやすいので、この記事では次の4つの基準で20本を選びました。
基準① ドイツ年間ゲーム大賞などの受賞歴がある
ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)は、ボードゲーム界で最も権威があるといわれる賞です。カタン、カルカソンヌ、ドミニオン、ディクシット、コードネーム、アズールはこの賞の大賞作。上級者向けの部門賞であるエキスパート大賞(Kennerspiel des Jahres)からはウイングスパンを選んでいます。
基準② 世界中で長く遊ばれ続けている
発売から10年、20年たっても新しいプレイヤーが増え続けているかどうかも大事な基準です。BoardGameGeek の殿堂(Hall of Fame)入り作品や、国内外のランキングで常に上位に入る作品を優先しました。
基準③ ルールは簡単なのに、何度でも遊べる
神ゲーと呼ばれる作品は、ルールが短いわりに毎回展開が変わり、「もう1回」が自然に出ます。ルールの量と遊びの深さのバランスがいいかを重視しました。
基準④ ボードゲームを作る側から見ても仕組みが優れている
京大ボドゲ製作所は、自分たちでボードゲームを企画・制作しているメーカーです。作る立場から見て「このルールの組み方はうまい」と感じる仕組みを持つ作品を選んでいます。
神ゲーボードゲーム20選の比較表
20本を一覧で比べられるようにしました。人数と時間で候補を絞ってから、気になったゲームの紹介を読むのがおすすめです。
ゲーム名 | ジャンル | 人数 | 時間 | 対象年齢 | 価格目安 | 主な受賞歴 |
|---|---|---|---|---|---|---|
ブロックス | 陣取りパズル | 2〜4人 | 15〜20分 | 7歳〜 | 3,520円 | メンサ・セレクト 2003年 |
ナンジャモンジャ | 記憶・パーティー | 2〜6人 | 15分 | 4歳〜 | 1,540円 | 国内の定番パーティーゲーム |
ラブレター | 推理・心理戦 | 2〜5人 | 5〜20分 | 10歳〜 | 2,035円 | 日本発、世界で翻訳された小箱の名作 |
お邪魔者 | 正体隠匿 | 3〜10人 | 約30分 | 8歳〜 | 1,800円 | 大人数ゲームの定番 |
ごきぶりポーカー | ブラフ | 2〜6人 | 約20分 | 8歳〜 | 1,800円 | ブラフゲームの代表作 |
カタン | 交渉・資源管理 | 3〜4人 | 約60分 | 8歳〜 | 4,950円 | ドイツ年間ゲーム大賞 1995年・BGG殿堂 |
カルカソンヌ | タイル配置 | 2〜5人 | 30〜45分 | 8歳〜 | 4,400円(カルカソンヌ21) | ドイツ年間ゲーム大賞 2001年・BGG殿堂 |
宝石の煌き | 拡大再生産 | 2〜4人 | 約30分 | 10歳〜 | 5,940円 | ドイツ年間ゲーム大賞 2014年ノミネート |
ドミニオン | デッキ構築 | 2〜4人 | 約30分 | 14歳〜 | 5,940円(第二版) | ドイツ年間ゲーム大賞 2009年・BGG殿堂 |
アグリコラ | ワーカープレイスメント | 1〜4人 | 約90分 | 12歳〜 | 7,150円 | ドイツ年間ゲーム大賞 2008年 特別賞・BGG殿堂 |
ito(イト) | 協力・会話 | 2〜10人 | 約30分 | 8歳〜 | 2,200円 | 日本発のヒット作 |
ザ・マインド | 協力 | 2〜4人 | 約20分 | 8歳〜 | 1,980円 | ドイツ年間ゲーム大賞 2018年ノミネート |
コードネーム | チーム戦・連想 | 2〜8人 | 約15分 | 10歳〜(新版) | 3,300円 | ドイツ年間ゲーム大賞 2016年 |
ディクシット | 連想・パーティー | 3〜8人 | 約30分 | 8歳〜 | 5,500円 | ドイツ年間ゲーム大賞 2010年 |
パンデミック | 協力 | 2〜4人 | 約45分 | 8歳〜 | 6,600円(新たなる試練) | ドイツ年間ゲーム大賞 2009年ノミネート・BGG殿堂 |
アズール | タイル配置 | 2〜4人 | 30〜45分 | 8歳〜 | 6,600円 | ドイツ年間ゲーム大賞 2018年 |
ウイングスパン | エンジンビルド | 1〜5人 | 40〜70分 | 10歳〜 | 7,700円 | ドイツ年間ゲーム大賞 エキスパート大賞 2019年 |
テラフォーミング・マーズ | エンジンビルド | 1〜5人 | 90〜120分 | 12歳〜 | 7,700円 | エキスパート大賞 2017年ノミネート |
ハーモニーズ | 立体パズル | 1〜4人 | 約30分 | 10歳〜 | 6,380円 | ゴールデンギーク賞 2024年度 中量級 |
SETI | 重量級・SF | 1〜4人 | 人数×約40分 | 14歳〜 | 13,200円 | ゴールデンギーク賞 2024年度 重量級・ドイツゲーム賞 2025年 1位 |
※価格はメーカー希望小売価格(税込)が基本です。版や販売店によって変わるので、購入前に販売ページで確認してください。
失敗しない神ゲーボードゲームの選び方5つ
どれだけ評価の高い神ゲーでも、メンバーや時間に合わないと楽しめません。買う前に次の5つを確認しておきましょう。
① 遊ぶ人数に合っているか
人数は最重要です。カタンは3〜4人、パンデミックは2〜4人のように上限があるゲームも多いので、5人以上ならお邪魔者・ito・コードネーム・ディクシットのような大人数向けから選びます。2人で遊ぶことが多いなら、宝石の煌き・アズール・ブロックスが2人でもしっかり楽しめます。
② プレイ時間が集まりに収まるか
1ゲーム30分以内ならお手軽系、45〜90分なら定番系、2時間前後かかるのが本格系の目安です。飲み会や休み時間なら30分以内、休日にじっくりなら本格系も候補に入ります。
③ ルールの重さがメンバーに合っているか
初めてボードゲームを遊ぶ人が混ざるなら、ルール説明が5分で終わる軽いゲームから始めるのが鉄則です。アグリコラやテラフォーミング・マーズのような重いゲームは、ボードゲームに慣れたメンバー向けです。
④ 一緒に遊ぶ相手は誰か
子どもと遊ぶならナンジャモンジャやブロックス、家族ならカタンやカルカソンヌ、友人との集まりならitoやお邪魔者、ボードゲーム好き同士なら本格系、というように相手で選ぶと外しにくくなります。
⑤ どんな楽しさを求めているか
みんなで笑いたいなら心理戦・パーティー系、協力して達成感を味わいたいなら協力系、黙々と最適解を探したいなら戦略系です。同じ神ゲーでも、楽しさの種類はまったく違います。
お手軽系の神ゲー5選!ルール説明5分で盛り上がる
まずは、ボードゲームに慣れていない人とでもすぐ遊べるお手軽系です。ルール説明が短く、1ゲームが30分以内に終わるので「とりあえず1回遊んでみよう」が通りやすいタイトルを集めました。
1. ブロックス
対象年齢:7歳〜 / プレイ人数:2〜4人 / プレイ時間:15〜20分 / 価格目安:3,520円 / 受賞歴など:メンサ・セレクト 2003年 / 入手先:Amazon・ボードゲーム専門店
21種類のカラフルなピースを、自分の色同士は「角だけ」で接するように置いていく陣取りパズルです。辺どうしをくっつけてはいけないという1つのルールだけで、置き場所の奪い合いが生まれます。
文字を読む必要がないので、子どもとも祖父母とも同じルールで遊べます。序盤は大きなピースから、終盤は相手の角をふさぐ一手を探す、という先読みの深さが長く愛されている理由です。
2. ナンジャモンジャ
対象年齢:4歳〜 / プレイ人数:2〜6人 / プレイ時間:15分 / 価格目安:1,540円 / 受賞歴など:国内の定番パーティーゲーム / 入手先:Amazon・ボードゲーム専門店
めくったキャラクターに好きな名前をつけ、同じキャラクターが再び出たら誰より早くその名前を叫ぶゲームです。
「ポテトサラダ伯爵」のような即興の名前がどんどん増えて、思い出せずに全員で笑ってしまうのがこのゲームの魅力。ルール説明が1分で終わり、4歳から大人まで同じ土俵で遊べます。
3. ラブレター
対象年齢:10歳〜 / プレイ人数:2〜5人 / プレイ時間:5〜20分 / 価格目安:2,035円 / 受賞歴など:日本発、世界で翻訳された小箱の名作 / 入手先:Amazon・ボードゲーム専門店
王国の姫にラブレターを届けることを目指す、わずか十数枚のカードで遊ぶ推理ゲームです。手番では1枚引いて2枚のうち1枚を出し、その効果で相手の手札を当てたり脱落させたりします。
日本のデザイナー・カナイセイジさんが生んだ作品で、海外でも数多く翻訳されています。手札1枚の読み合いだけで、ここまで駆け引きが濃くなるのかと驚かされる小箱の傑作です。
4. お邪魔者
対象年齢:8歳〜 / プレイ人数:3〜10人 / プレイ時間:約30分 / 価格目安:1,800円 / 受賞歴など:大人数ゲームの定番 / 入手先:Amazon・ボードゲーム専門店
金鉱を目指して通路カードをつなぐドワーフたちの中に、こっそり邪魔をする「お邪魔者」が紛れ込んでいる正体隠匿ゲームです。
誰が味方で誰が裏切り者か分からないまま道を掘り進めるので、「今の一手、怪しくない?」という会話が自然に生まれます。最大10人まで遊べるので、大人数の集まりで頼りになる1本です。
5. ごきぶりポーカー
対象年齢:8歳〜 / プレイ人数:2〜6人 / プレイ時間:約20分 / 価格目安:1,800円 / 受賞歴など:ブラフゲームの代表作 / 入手先:Amazon・ボードゲーム専門店
カードを裏向きで渡しながら「これはゴキブリです」と宣言し、受け取った側は本当かウソかを当てるブラフゲームです。同じ種類のカードを4枚集めてしまった人の負けになります。
ウソをつく顔、信じるか迷う顔がそのまま見どころになるので、ルールを覚えるより先に笑いが起きます。ブラフゲームの入門として最初に選ばれることが多い作品です。
定番・殿堂入りの神ゲー5選!世界で何十年も遊ばれる名作
ここからはボードゲーム好きなら一度は名前を聞く定番です。ドイツ年間ゲーム大賞の受賞作や、世界最大のボードゲームサイト BoardGameGeek(BGG)の殿堂入り作品が並びます。
6. カタン
対象年齢:8歳〜 / プレイ人数:3〜4人 / プレイ時間:約60分 / 価格目安:4,950円 / 受賞歴など:ドイツ年間ゲーム大賞 1995年・BGG殿堂 / 入手先:Amazon・ボードゲーム専門店
サイコロの出目で木材・レンガ・羊毛・麦・鉱石を手に入れ、道や開拓地、都市を建てて10点を目指すゲームです。足りない資源はほかのプレイヤーと交渉して手に入れます。
運・戦略・交渉がちょうどいいバランスで混ざっていて、世界中で「ボードゲームといえばカタン」と言われる存在です。世界三大ボードゲームの1つにも数えられます。
7. カルカソンヌ
対象年齢:8歳〜 / プレイ人数:2〜5人 / プレイ時間:30〜45分 / 価格目安:4,400円(カルカソンヌ21) / 受賞歴など:ドイツ年間ゲーム大賞 2001年・BGG殿堂 / 入手先:Amazon・ボードゲーム専門店
1枚ずつタイルを引いて置き、道や都市、修道院をつなげながら南フランスの風景を作っていくゲームです。置いたタイルに自分のコマを乗せて、完成した都市や道から得点を得ます。
ルールは「1枚引いて置く」だけなのに、相手の都市に割り込むか、自分の道を伸ばすかで毎回悩みます。家族で遊ぶ最初の本格ゲームとして選ばれることが多い、世界三大ボードゲームの1つです。
8. 宝石の煌き
対象年齢:10歳〜 / プレイ人数:2〜4人 / プレイ時間:約30分 / 価格目安:5,940円 / 受賞歴など:ドイツ年間ゲーム大賞 2014年ノミネート / 入手先:Amazon・ボードゲーム専門店
宝石チップを集めて鉱山や交易ルートのカードを買い、そのカードが次の買い物を安くしてくれる「拡大再生産」のゲームです。
手番でやることは「チップを取る」「カードを買う」「予約する」のほぼ3つだけ。それでも、どのカードから育てるかで毎回まったく違う展開になります。重厚な戦略ゲームの入口として、名作に必ず名前が挙がる1本です。
9. ドミニオン
対象年齢:14歳〜 / プレイ人数:2〜4人 / プレイ時間:約30分 / 価格目安:5,940円(第二版) / 受賞歴など:ドイツ年間ゲーム大賞 2009年・BGG殿堂 / 入手先:Amazon・ボードゲーム専門店
全員が同じ弱い手札から始め、場に並んだカードを買って自分の山札(デッキ)を強くしていく「デッキ構築」というジャンルを生んだゲームです。
毎回使う王国カードの組み合わせが変わるので、同じ戦略が通用しません。カードゲームの歴史を変えた作品として、世界三大ボードゲームの1つに数えられています。
10. アグリコラ
対象年齢:12歳〜 / プレイ人数:1〜4人 / プレイ時間:約90分 / 価格目安:7,150円 / 受賞歴など:ドイツ年間ゲーム大賞 2008年 特別賞・BGG殿堂 / 入手先:Amazon・ボードゲーム専門店
家族を働きに出して畑を耕し、羊や牛を育て、家を広げながら農場を発展させるゲームです。収穫のたびに家族全員分の食料を用意しなければならず、常にやりたいことと足りない食料の間で悩みます。
1手ごとのジレンマが濃く、「次こそうまく回す」と何度も遊びたくなる中毒性があります。じっくり考えるのが好きな人にとっての神ゲーの代表格です。
コミュニケーション・協力系の神ゲー5選!会話が止まらない
勝ち負けよりも、みんなで話して笑う時間そのものが楽しいタイトルです。初対面の集まりや、ゲームの得意不得意がバラバラなメンバーでも空気が温まります。
11. ito(イト)
対象年齢:8歳〜 / プレイ人数:2〜10人 / プレイ時間:約30分 / 価格目安:2,200円 / 受賞歴など:日本発のヒット作 / 入手先:Amazon・ボードゲーム専門店
1〜100の数字カードを配り、「強そうな動物」「人気の食べ物」などのお題に沿って、自分の数字の大きさを言葉で表現します。全員で話し合って、数字の小さい順にカードを出せたら成功です。
同じ「50」でも人によって思い浮かべるものがまったく違い、その感覚のズレで会話が止まらなくなります。初対面の集まりや職場のアイスブレイクでも使いやすい協力ゲームです。
12. ザ・マインド
対象年齢:8歳〜 / プレイ人数:2〜4人 / プレイ時間:約20分 / 価格目安:1,980円 / 受賞歴など:ドイツ年間ゲーム大賞 2018年ノミネート / 入手先:Amazon・ボードゲーム専門店
全員で1〜100のカードを小さい順に場に出していく協力ゲームですが、話すこともジェスチャーも禁止。頼れるのは「そろそろ出しそう」という間合いだけです。
ルールは数行なのに、全員の呼吸がそろってカードが出せた瞬間には大きな一体感があります。シンプルなルールで新しい体験を作った、発想の勝利のような作品です。
13. コードネーム
対象年齢:10歳〜(新版) / プレイ人数:2〜8人 / プレイ時間:約15分 / 価格目安:3,300円 / 受賞歴など:ドイツ年間ゲーム大賞 2016年 / 入手先:Amazon・ボードゲーム専門店
2チームに分かれ、リーダーが「1つの単語と数字」だけをヒントに出して、場に並んだ25枚の単語カードの中から味方のカードを当ててもらうゲームです。
1つのヒントで何枚まとめて当てさせるか、リーダーの言葉選びにセンスが出ます。大人数でも全員が考える時間を持てるので、パーティーの定番になっています。
14. ディクシット
対象年齢:8歳〜 / プレイ人数:3〜8人 / プレイ時間:約30分 / 価格目安:5,500円 / 受賞歴など:ドイツ年間ゲーム大賞 2010年 / 入手先:Amazon・ボードゲーム専門店
幻想的なイラストのカードを1枚選び、語り部がそのカードを表す言葉を1つ言います。ほかの人は自分の手札から似たカードを出し、語り部のカードがどれかを当てます。
全員に当てられても、誰にも当てられなくても語り部は得点できないのがポイント。「ちょうど何人かにだけ伝わる」言葉を探す、センスのゲームです。8歳から遊べるので家族にも向いています。
15. パンデミック
対象年齢:8歳〜 / プレイ人数:2〜4人 / プレイ時間:約45分 / 価格目安:6,600円(新たなる試練) / 受賞歴など:ドイツ年間ゲーム大賞 2009年ノミネート・BGG殿堂 / 入手先:Amazon・ボードゲーム専門店
世界中に広がる4種類の感染症を、医師や科学者などの役割を持ったプレイヤー全員で協力して食い止めるゲームです。全員で勝つか、全員で負けるかのどちらかになります。
毎ターン状況が悪化していく中で「誰が何をするか」を相談する時間が、そのままこのゲームの面白さです。協力ゲームというジャンルを広めた代表作です。
本格・戦略系の神ゲー5選!何十回遊んでも飽きない
最後は、じっくり考えるのが好きな人向けの本格派です。1ゲーム45分から2時間ほどかかりますが、そのぶん「次はこう攻めよう」と何度でも遊びたくなる中毒性があります。
16. アズール
対象年齢:8歳〜 / プレイ人数:2〜4人 / プレイ時間:30〜45分 / 価格目安:6,600円 / 受賞歴など:ドイツ年間ゲーム大賞 2018年 / 入手先:Amazon・ボードゲーム専門店
ポルトガルの装飾タイル「アズレージョ」をテーマに、場から同じ色のタイルをまとめて取り、自分のボードに並べて得点を競うゲームです。
取れなかったタイルは減点になるので、相手に「取りたくない色」を押しつける駆け引きが熱くなります。見た目の美しさとルールの分かりやすさで、2人でも大人数でも楽しめる名作です。
17. ウイングスパン
対象年齢:10歳〜 / プレイ人数:1〜5人 / プレイ時間:40〜70分 / 価格目安:7,700円 / 受賞歴など:ドイツ年間ゲーム大賞 エキスパート大賞 2019年 / 入手先:Amazon・ボードゲーム専門店
実在する170種類の鳥のカードを、森・草原・湿地の3つの生息地に呼び込み、鳥たちの能力を連鎖させて得点を伸ばしていくゲームです。
鳥のイラストと解説の美しさに加えて、能力がつながったときの気持ちよさが格別です。拡張も4種類出ているので、気に入ったらウイングスパン拡張の選び方もあわせてどうぞ。
18. テラフォーミング・マーズ
対象年齢:12歳〜 / プレイ人数:1〜5人 / プレイ時間:90〜120分 / 価格目安:7,700円 / 受賞歴など:エキスパート大賞 2017年ノミネート / 入手先:Amazon・ボードゲーム専門店
企業の代表として、火星の気温・酸素・海を整えて人が住める星に変えていく重量級ゲームです。200枚を超えるプロジェクトカードを組み合わせて、自分の企業の生産力を育てます。
カードの組み合わせが無数にあるので、何十回遊んでも新しいコンボが見つかります。2時間かかるぶん、終わったあとの満足感は随一です。
19. ハーモニーズ
対象年齢:10歳〜 / プレイ人数:1〜4人 / プレイ時間:約30分 / 価格目安:6,380円 / 受賞歴など:ゴールデンギーク賞 2024年度 中量級 / 入手先:Amazon・ボードゲーム専門店
色ごとに地形を表すトークンを積み上げて森や山、川を作り、動物カードが好む地形の形を完成させて得点するゲームです。
積み上げる高さで地形の意味が変わる立体的なルールが新しく、見た目にも美しい風景ができあがります。ゴールデンギーク賞の中量級部門を受賞した新しい名作で、ルールは軽めなので本格系への入口にもちょうどいい1本です。
20. SETI
対象年齢:14歳〜 / プレイ人数:1〜4人 / プレイ時間:人数×約40分 / 価格目安:13,200円 / 受賞歴など:ゴールデンギーク賞 2024年度 重量級・ドイツゲーム賞 2025年 1位 / 入手先:Amazon・ボードゲーム専門店
地球外知的生命体の痕跡を探すことをテーマにしたSF戦略ゲームです。望遠鏡で宇宙を観測し、探査機を飛ばし、集めたデータを解析して得点を競います。
1枚のカードにいくつもの使い道があり、どの行動に使うかで毎手番悩むのが特徴です。BoardGameGeek のゴールデンギーク賞(重量級部門)とドイツゲーム賞をダブルで受賞した、近年もっとも話題になった重量級です。
京大ボドゲ製作所のおすすめ自社ゲーム
京大ボドゲ製作所は、京都大学の大学院生・卒業生が立ち上げた、「あそんでまなぶ、たのしくまなぶ」をコンセプトにしたボードゲームメーカーです。神ゲーたちのように「ルールは簡単、でも何度も遊びたくなる」ことを目指して作った自社ゲームも紹介させてください。
=TEN(イコールテン)
対象年齢:10歳〜 / プレイ人数:2〜4人 / プレイ時間:20分 / 価格目安:2,000円 / 受賞歴など:京大ボドゲ製作所の代表作 / 入手先:京大ボドゲ製作所 公式ストア
7枚の手札で「0〜9」の数字と「+−÷×」の演算子を集め、10を作ったらアガリになるカードゲームです。京大ボドゲ製作所の代表作です。
計算ドリルと違って、勝つために自分から計算したくなるのがこのゲームの狙い。ルールが短く1ゲーム20分なので、神ゲーのお手軽系と同じ感覚で遊べます。
株トレ
対象年齢:10歳〜 / プレイ人数:2〜4人 / プレイ時間:45〜60分 / 価格目安:5,000円 / 受賞歴など:メディア掲載多数 / 入手先:京大ボドゲ製作所 公式ストア
他プレイヤーの動きや毎ターンのイベントから株価の動きを読み、安く買って高く売る株式投資のボードゲームです。
駆け引きの濃さは定番系の神ゲーにも負けません。遊んでいるうちに株式投資のしくみが身につくので、「お金の勉強をしてほしい」家族や学生にもおすすめです。
キオクコネクト
対象年齢:6歳〜 / プレイ人数:2人〜 / プレイ時間:10分〜 / 価格目安:1,800円 / 受賞歴など:英単語が覚えられるかるた / 入手先:京大ボドゲ製作所 公式ストア
英単語と日本語の例文がイラストで描かれたカードを使って、かるたや神経衰弱として遊べるカードゲームです。
小さい子にはかるた、慣れてきたら神経衰弱と、ルールを変えて難易度を調整できます。ナンジャモンジャのように「覚えて叫ぶ」楽しさで英単語が身につきます。
神ゲーをもっと深掘りしたい人へ
気になるゲームが見つかったら、テーマ別の記事もあわせてどうぞ。
世界三大ボードゲームとは?カタン・ドミニオン・カルカソンヌを比較
ボードゲームの神ゲーに関するよくある質問
ボードゲームの最高傑作、世界1位は何?
公式に決まった「世界1位」はありません。よく名前が挙がるのは、全世界で長く売れ続けているカタンや、ドイツ年間ゲーム大賞を受賞したカルカソンヌ・ドミニオンです。上級者の評価が高い作品では、BoardGameGeek のランキング上位常連であるテラフォーミング・マーズなどが挙がります。
世界三大ボードゲームは?
一般に「カタン」「ドミニオン」「カルカソンヌ」の3作品を指します。3作ともドイツ年間ゲーム大賞の受賞作です。詳しくは世界三大ボードゲームの解説記事にまとめています。
初心者や子どもでも楽しめる神ゲーは?
ルール説明が短いナンジャモンジャ(4歳〜)、ブロックス(7歳〜)、ディクシット(8歳〜)がおすすめです。家族で少し考えるゲームに挑戦するなら、カルカソンヌやカタンが定番の入口になります。
2人で遊べる神ゲーは?
宝石の煌き、アズール、ブロックス、ドミニオンは2人でも十分に楽しめます。2人専用のゲームも探しているなら2人用ボードゲームおすすめも参考にしてください。
ドイツ年間ゲーム大賞とは?
ドイツの批評家が選ぶ、1979年から続くボードゲームの賞です。誰でも遊べて奥が深い作品が選ばれる「大賞」のほかに、上級者向けの「エキスパート大賞」、子ども向けの「キッズ大賞」があります。受賞作は世界的に売上が大きく伸びるため、ゲーム選びの信頼できる目安になります。
BGGの殿堂入りとは?
BoardGameGeek(BGG)は世界最大のボードゲーム情報サイトです。その殿堂(Hall of Fame)には、長年にわたって影響力を持ち続けた作品が選ばれます。この記事で紹介した中では、カタン、カルカソンヌ、アグリコラ、ドミニオン、パンデミックが殿堂入りしています。
まとめ!神ゲーは「メンバーと時間」で選ぶと外さない
ボードゲームの神ゲーは、受賞歴や世界的な人気に裏付けられた名作ばかりです。ただし、お手軽系・定番系・コミュニケーション系・本格系で楽しさの種類はまったく違います。
迷ったら、初めての人がいる集まりならナンジャモンジャかito、家族で1本ならカタンかカルカソンヌ、ボードゲーム好き同士ならウイングスパンやテラフォーミング・マーズから選んでみてください。
京大ボドゲ製作所の公式ストアでは、遊びながら算数や投資、英単語が身につく自社ゲームを販売しています。神ゲーの次の1本として、ぜひのぞいてみてください。
