友人や家族と集まったときに、短時間でサクッと遊べてしっかり盛り上がる。そんな軽量級ボードゲームは、初心者にも最適です。
本記事では、ルールがシンプルで遊びやすく、それでいて奥も深い10作品を厳選してご紹介します。定番から注目作まで、さまざまなタイプのゲームをピックアップしましたのでぜひ参考にしてみてください!
TEN(京大ボドゲ製作所)
『TEN』(京大ボドゲ製作所)は、1〜9の数字カードを使い、「合計が10になるペア」をつくって得点を競うカードゲームです。
カードをめくるドキドキ感に加えて、場の状況や相手の様子を見ながら駆け引きを楽しめるのが魅力です。運と判断力のバランスが絶妙で、子どもから大人まで幅広い年齢層で遊べます。算数的な感覚を自然に養えるため、親子や教育現場でのプレイにもおすすめです。
ニムト
『ニムト』は、1〜104の数字カードを出し合って数字順に並べていくゲームです。各列には最大5枚までしか置けず、6枚目を出すとその列を引き取らされてマイナスポイントに。
「自分のカードはどこに入る?」「相手の動きを読むべきか?」という判断が求められ、シンプルながら奥深い駆け引きが味わえます。短時間で笑いやリアクションが生まれるため、パーティやアイスブレイクにも最適です。
参考:ニムト メビウスゲームズ
ゴモジン
『ゴモジン』は、与えられたお題を「漢字2文字+カタカナ3文字」の計5文字で表現して、親プレイヤーに当ててもらう協力型の言葉遊びゲームです。
早く答えを書いた人ほど得点が高くなるため、スピードとひらめき、そして相手に伝わる表現力がカギになります。「そんな発想ある?」といった驚きが連続し、笑いが絶えない盛り上がりを生み出します。
ごきぶりポーカー
『ごきぶりポーカー』は、8種類の”嫌われ者”(ゴキブリやクモなど)のカードを使って、相手にウソを仕掛けるブラフゲームです。カードを伏せて渡し、「これはゴキブリ」と宣言。相手は「本当」か「ウソ」かを当てなければなりません。
間違えたほうがそのカードを引き取ることになり、同じ種類を4枚集めると負け。誰か1人を負かすという独特な勝敗ルールも手伝って、場が一気に盛り上がります。
タギロン
『タギロン』は、相手の手元に並ぶ5枚の数字タイル(色つき)を論理的に推理し、正解を導き出す推理ゲームです。質問カードを駆使してヒントを集め、数字と色、並び順を絞り込んでいきます。
質問の選び方や順番が勝敗を分けるため、観察力・論理力・記憶力がフル活用されます。2人でもじっくり楽しめる頭脳系の名作で、静かな対話型ゲームを求めている人にぴったりです。
スカル
『スカル』は、花とドクロのカードを使った、究極のブラフ&心理戦ゲームです。伏せたカードが何枚めくれるかを競いますが、ドクロをめくると即失敗。どこまで強気にいくかが見どころです。
相手のクセやタイミングを読む駆け引きが非常に盛り上がり、ハッタリが効いたときの爽快感はクセになります。2回成功すれば勝ちというシンプルなルールで、短時間ながら濃密な戦いが楽しめます。
ito(イト)
『ito』は、各プレイヤーが自分の手札にある数字(1〜100)を見せずに、その数字を表す言葉で伝え合い、小さい順に並べる協力型ゲームです。
たとえば「3」なら「アリ」、「90」なら「宇宙」といった具合に、テーマに沿った言葉で表現し、みんなで感覚を共有しながら数字を小さい順に並べていきます。お題カードには「強そうなもの」「夏っぽいもの」などのジャンルがあり、その中で自分の数字に合った言葉を探す過程が楽しく、相手の価値観を知る面白さもあります。仲の良い友人同士でも「そんな風に考えるんだ」と新しい発見があり、盛り上がること間違いなしです。
参考:ito – ArclightGames Official
ザ・マインド
『ザ・マインド』は、1〜100の数字カードを順番に出していくというだけのシンプルなゲームですが、会話や合図は一切禁止です。つまり、お互いの気配やタイミングを感じ合いながら、静かに心を通わせる必要があります。
成功したときの「通じ合った感覚」が魅力で、回数を重ねるごとにチームワークが向上する不思議な体験が得られます。静かな場でも盛り上がれる、珍しい協力ゲームですね。
参考:ザ・マインド–ボードゲーム通販 JELLY JELLY STORE
海底探検
『海底探検』は、全員で1本の酸素ボンベを共有しながら、潜水艇でお宝を拾いに行く冒険ボードゲームです。遠くへ行けばお宝は多いけれど、帰るまでに酸素が尽きると脱落というチキンレース要素が魅力です。
宝を拾うほど移動が遅くなるため、「もう1個取るか、今戻るか」の判断が毎ターン試されます。サイコロ運も絡みながら、盛り上がりや笑いが絶えない設計になっています。
コヨーテ
『コヨーテ』は、自分のカードだけが見えない状態で、他人の数字をヒントに自分のカードを推測するブラフゲームです。順番に「合計は○○」と宣言していき、限界を超えた人が負けになります。
他人の表情や声色からウソや本音を読み取り、ギリギリのラインを見極めていくのが楽しく、特に大人数でのプレイが盛り上がります。「え、それ言っちゃうの!?」という瞬間が続出するスリリングな名作です。
ボドゲを作っています
様々なオリジナルゲームを企画・開発。