6人はボードゲームにとって「割れる」人数です。3対3のチーム戦にも、正体隠匿の騙し合いにも、全員対戦のパーティーゲームにも向いていて、選択肢は5人のときよりむしろ広がります。一方で、戦略系の名作は「6人対応」と書かれていても実際には待ち時間が長くなりがちで、作品選びを間違えると卓が静かになります。
この記事では、ボードゲームを自分たちで作っている京大ボドゲ製作所が、6人でできるボードゲームのおすすめ20作品を「パーティー・会話系」「正体隠匿・心理戦」「6人でも回る戦略系」の3カテゴリで紹介します。比較表には対象年齢・人数・時間・価格に加えて「6人の割り方」を入れ、選び方5軸とよくある質問もまとめました。
6人は「割れる」人数。3つの遊び方を知っておく
6人でできるボードゲームを探すときは、先に「6人をどう割るか」を決めると作品が絞りやすくなります。割り方は大きく3つです。
①全員対戦、同時進行の作品を選ぶと待ち時間が消える
6人で手番を回すと、自分の番まで5人分待ちます。「ナナトリドリ」「ハゲタカのえじき」「おばけキャッチ」のように全員が同時に動く作品なら、人数が増えても退屈しません。
②3対3のチーム戦、初対面が混ざっていても会話が生まれる
偶数の強みです。「コードネーム」のようなチーム戦は、同じチームの中で自然に相談が発生するので、初対面の人がいる集まりや社内イベントでも会話の糸口になります。
③正体隠匿、6人は多くの作品の適正人数
「レジスタンス:アヴァロン」「お邪魔者」「インサイダーゲーム」のような正体隠匿は、5人だと裏切り者が少なすぎ、多すぎると議論が散らばります。6人は善と悪のバランスがちょうどよく、議論が最も白熱する人数です。
失敗しない6人用ボードゲームの選び方5つの軸
①「6人対応」と「6人で面白い」は別物
箱に6人と書かれていても、ベストが4人の作品は少なくありません。比較表の「6人の割り方」列で、全員対戦・チーム戦・正体隠匿のどの型で6人が活きるかを確認してください。
②プレイ時間、6人は表記の1.5倍を見込む
手番制の作品は人数に比例して長くなります。「電力会社」は6人だ2時間を超えることもあるので、時間の余裕を確認してから卓に出してください。
③拡張セットが必要かどうか
「カタン」は5〜6人用拡張、「カルカソンヌ」は拡張セットのコマがないと6人で遊べません。基本セットだけで買うと当日に6人目があぶれるので、この記事では必要な拡張をスペック行に明記しています。
④対象年齢、子どもがいるなら4〜8歳の作品から
「ナンジャモンジャ」は4歳、「ナナトリドリ」は6歳から遊べます。逆に「レジスタンス:アヴァロン」「ワイナリーの四季」は13歳以上の設定です。
⑤ルール説明の長さ、6人全員に伝えられるか
人数が増えるほどルール説明の間に集中が切れる人が出ます。初めての人が多い日は「はぁって言うゲーム」「コヨーテ」「犯人は踊る」のように1分で説明が終わる作品から入るのが定石です。
6人でできるボードゲームおすすめ20選 比較表
「6人の割り方」は、全員が個人で競う「全員対戦」、2チームに分かれる「3対3」、役割を隠して騙し合う「正体隠匿」、1人対全員の「1対5」の4種類で表記しています。価格は日本語版の定価または通販参考価格(税込)です。
ゲーム名 | 6人の割り方 | 対象年齢 | 人数 | 時間 | 価格目安 |
|---|---|---|---|---|---|
おばけキャッチ | 全員対戦(同時) | 8歳〜 | 2〜8人 | 20〜30分 | 2,500円 |
はぁって言うゲーム | 全員対戦 | 8歳〜 | 3〜8人 | 約15分 | 1,760円 |
ナンジャモンジャ | 全員対戦(同時) | 4歳〜 | 2〜6人 | 15分 | 1,540円 |
ナナトリドリ | 全員対戦 | 6歳〜 | 2〜6人 | 10〜20分 | 2,200円 |
ディクシット | 全員対戦 | 8歳〜 | 3〜8人 | 約30分 | 5,500円 |
コードネーム | 3対3 | 10歳〜 | 4〜8人 | 15〜30分 | 3,300円 |
インサイダーゲーム | 正体隠匿 | 9歳〜 | 4〜8人 | 約15分 | 2,970円 |
犯人は踊る | 正体隠匿 | 8歳〜 | 3〜8人 | 10分 | 1,540円 |
レジスタンス:アヴァロン | 正体隠匿 | 13歳〜 | 5〜10人 | 約30分 | 2,200円 |
お邪魔者 | 正体隠匿 | 8歳〜 | 3〜10人 | 30分 | 1,800円 |
ごきぶりポーカー | 全員対戦 | 8歳〜 | 2〜6人 | 約20分 | 1,800円 |
スカル | 全員対戦 | 10歳〜 | 3〜6人 | 15〜45分 | 3,080円 |
コヨーテ | 全員対戦 | 10歳〜 | 2〜10人 | 15〜30分 | 1,870円 |
ハゲタカのえじき | 全員対戦(同時) | 8歳〜 | 2〜6人 | 20分 | 1,800円 |
海底探険 | 全員対戦 | 8歳〜 | 2〜6人 | 約30分 | 2,970円 |
カタン+5-6人用拡張 | 全員対戦 | 8歳〜 | 5〜6人(拡張時) | 約90分 | 4,950円+2,970円 |
カルカソンヌ+拡張1 | 全員対戦 | 7歳〜 | 2〜6人(拡張時) | 30〜45分 | 4,400円+2,800円 |
スコットランドヤード | 1対5 | 8歳〜 | 3〜6人 | 45分 | 4,950円 |
電力会社 充電完了! | 全員対戦 | 12歳〜 | 2〜6人 | 120分 | 7,260円 |
ワイナリーの四季 | 全員対戦 | 13歳〜 | 1〜6人 | 45〜90分 | 7,920円 |
【パーティー・会話系】6人で盛り上がるボードゲームおすすめ6選
ルール説明が短く、初対面の人がいてもすぐに笑いが起きる作品です。ゲーム会の1本目や、飲み会の後にも向いています。
おばけキャッチ
対象年齢:8歳〜 / プレイ人数:2〜8人 / プレイ時間:20〜30分 / 価格目安:2,500円 / 6人の割り方:全員対戦(同時) / 入手先:メビウスゲームズ、Amazon、専門店
白いおばけ、赤いイス、緑のビン、青い本、灰色のネズミの5つのコマを卓の中央に置き、めくったカードの絵から「色も形も合っているコマ」か「色も形も合っていないコマ」を一番早くつかんだ人がカードを獲得します。反射神経と論理の両方を使うスピードゲームです。
6人だと5つのコマに12本の手が伸びるので、卓の上が毎回大騒ぎになります。全員同時に参加するので待ち時間はゼロ。間違えてつかむとカードを失うので、慢い人にも逆転のチャンスがあります。
ドイツZoch社の定番で、子どもの方が大人より強いことも多い作品です。
参考リンク:メビウスゲームズ おばけキャッチ
はぁって言うゲーム
対象年齢:8歳〜 / プレイ人数:3〜8人 / プレイ時間:約15分 / 価格目安:1,760円 / 6人の割り方:全員対戦 / 入手先:幻冬舎、Amazon、専門店
「はぁ」「好き」「なんで」といった短いセリフを、配られたシチュエーション(とぼけた「はぁ」、怒った「はぁ」など)で演じ、他のプレイヤーがどのシチュエーションかを当てるゲームです。使えるのは声と表情だけで、身振りは禁止です。
6人だと演じる人が6人いるので、同じ「はぁ」で6通りの演技が見られます。演技が苦手な人ほど笑いを取るので、人見知りの人がいる集まりでも壁が下がります。
シリーズが複数出ていて、お題を増やして長く遊べます。
参考リンク:幻冬舎 はぁって言うゲーム
ナンジャモンジャ
対象年齢:4歳〜 / プレイ人数:2〜6人 / プレイ時間:15分 / 価格目安:1,540円 / 6人の割り方:全員対戦(同時) / 入手先:すごろくや、Amazon、専門店
めくったカードの謎の生物「ナンジャモンジャ」に名前をつけ、同じ生物がまた出たらその名前を一番早く叫んだ人がカードを獲得します。ロシア生まれの記憶ゲームで、4歳から遊べます。
6人だと名前をつける人が6人いるので、変な名前が次々に生まれ、記憶する量も増えて混乱が加速します。子どもが大人に勝てる定番で、三世代の集まりに向いています。
ミドリとシロの2種類があり、混ぜれだ12人まで遊べます。
参考リンク:すごろくや ナンジャモンジャ
ナナトリドリ
対象年齢:6歳〜 / プレイ人数:2〜6人 / プレイ時間:10〜20分 / 価格目安:2,200円 / 6人の割り方:全員対戦 / 入手先:アークライト、Amazon、専門店
大富豪のように場のカードより強いカードを出して手札を減らしていきますが、手札の並び替えは禁止。隣り合った同じ数字だけをまとめて出せ、枚数が多いほど強くなります。出せなければ場のカードを引き取って手札の好きな位置に入れます。
上限の6人で遊ぶとラウンドの回りが早く、「今出さないと次は出せない」という判断が増えます。6歳から遊べる手軽さと、手札を整えるパズル性の両立が魅力です。
2023年発売で、日本の専門店では人気上位の常連になっています。
参考リンク:アークライト公式 ナナトリドリ
ディクシット
対象年齢:8歳〜 / プレイ人数:3〜8人 / プレイ時間:約30分 / 価格目安:5,500円 / 6人の割り方:全員対戦 / 入手先:ホビージャパン、Amazon、専門店
幻想的なイラストカードを使うコミュニケーションゲームで、2010年のドイツ年間ゲーム大賞受賞作です。語り部が手札の1枚にヒントをつけて伏せ、他のプレイヤーもヒントに合いそうなカードを混ぜます。全員が当てても誰も当てられなくても語り部は0点。
6人だと語り部以外が5人いるので、「半分くらいが当てる」ヒントの幅が取りやすく、語り部のセンスが光ります。連想のズレそのものを楽しむゲームなので、勝ち負けより会話が盛り上がります。
2021年版は8人まで対応しています。
参考リンク:ホビージャパン公式 ディクシット
コードネーム
対象年齢:10歳〜 / プレイ人数:4〜8人 / プレイ時間:15〜30分 / 価格目安:3,300円 / 6人の割り方:3対3 / 入手先:ホビージャパン、Amazon、専門店
5×5に並べた25枚の単語カードの中から、自分のチームのカードを当てさせるチーム戦です。スパイマスターは「動物、2枚」のようにヒントの単語と枚数だけを伝え、味方がカードを選びます。相手チームのカードや暗殺者カードを選んでしまうと大きな損失です。2016年のドイツ年間ゲーム大賞受賞作。
6人で3対3に分かれると、スパイマスター1人に対して回答者が2人になり、「このヒントはあれのことだよね」という相談が自然に生まれます。初対面の人と同じチームになると、ゲームが終わる頃には話せるようになっています。
2025年の新版では対象年齢が10歳に下がり、家族でも遊びやすくなりました。
参考リンク:ホビージャパン コードネーム(新版の発売情報)
【正体隠匿・心理戦】6人で騙し合うボードゲームおすすめ7選
役割を隠して騙し合う、あるいはハッタリを仕掛け合う作品です。6人は多くの正体隠匿ゲームで善と悪のバランスが最もよくなる人数です。
インサイダーゲーム
対象年齢:9歳〜 / プレイ人数:4〜8人 / プレイ時間:約15分 / 価格目安:2,970円 / 6人の割り方:正体隠匿 / 入手先:オインクゲームズ、Amazon、専門店
マスターが知っているお題を、他のプレイヤーが「はいかいいえで答えられる質問」を重ねて制限時間内に当てる協力ゲームです。ただし、答えを知っている「インサイダー」が1人混ざっていて、バレないように正解へ誘導します。当てたあとは誰がインサイダーかを議論して指名します。
6人だと質問が飛び交うテンポがちょうどよく、「あの質問は知ってないと出てこない」という痕跡が議論の材料になります。1ゲーム15分で、正体隠匿の入門として最も選ばれている作品です。
オインクゲームズの小箱で、持ち運びも楽です。
参考リンク:オインクゲームズ公式 インサイダーゲーム
犯人は踊る
対象年齢:8歳〜 / プレイ人数:3〜8人 / プレイ時間:10分 / 価格目安:1,540円 / 6人の割り方:正体隠匿 / 入手先:すごろくや、Amazon、専門店
誰が「犯人」カードを持っているのかを推理するカードゲームです。手番にカードを1枚出して効果を使い、「探偵」で犯人を指名できれば勝ち。ただし犯人カードは「取り引き」や「うわさ」で人から人へ移動するので、犯人役はゲーム中に何度も入れ替わります。
6人だとカードの移動先が増えて犯人の行方が追いにくくなり、「たぶんあの人」という直感と論理の両方が必要になります。1ゲーム10分なので、何度も繰り返して遊べます。
1,540円と手頃で、小学生との家族ゲームにも定番です。
参考リンク:すごろくや 犯人は踊る
レジスタンス:アヴァロン
対象年齢:13歳〜 / プレイ人数:5〜10人 / プレイ時間:約30分 / 価格目安:2,200円 / 6人の割り方:正体隠匿 / 入手先:ホビージャパン、Amazon、専門店
アーサー王伝説をテーマに、善の陣営と悪の陣営に分かれてクエストの成功と失敗を競う正体隠匿ゲームです。クエストに行くメンバーをリーダーが提案し、全員の投票で承認されたら実行。メンバーに悪が混ざっているとクエストは失敗します。悪の正体を知るマーリンなどの特殊役職があります。
6人だと善が4人、悪が2人。クエストのメンバー選びで「あの2人の組み合わせで失敗した」という情報が積み上がり、議論が最も白熱する人数です。人狼と違って脱落がなく、全員が最後まで参加できます。
対象年齢は13歳以上で、大人同士の集まりに向いています。
参考リンク:ホビージャパン公式 レジスタンス:アヴァロン
お邪魔者
対象年齢:8歳〜 / プレイ人数:3〜10人 / プレイ時間:30分 / 価格目安:1,800円 / 6人の割り方:正体隠匿 / 入手先:メビウスゲームズ、Amazon、専門店
ドワーフの金採掘者となって、通路カードをつなげて金鉱を目指すゲームです。ただし中に「お邪魔者」が混ざっていて、行き止まりのカードを置いたり、道具を壊したりして採掘を妨害します。誰がお邪魔者かを見抜きながら道を伸ばします。
6人だとお邪魔者が1〜2人になり、「あの人の置いたカード、微妙に遠回りだった」という疑心暗鬼がちょうどよい濃度で広がります。カードを置くだけのルールなので、8歳から遊べます。
拡張「お邪魔者2」を足すと12人まで対応します。
参考リンク:メビウスゲームズ お邪魔者
ごきぶりポーカー
対象年齢:8歳〜 / プレイ人数:2〜6人 / プレイ時間:約20分 / 価格目安:1,800円 / 6人の割り方:全員対戦 / 入手先:メビウスゲームズ、Amazon、専門店
ゴキブリ、ネズミ、コウモリなど8種類の嫌われ者のカードを、「これはゴキブリです」と宣言して伏せたまま相手に渡します。受け取った人は本当か嘘かを当て、外した方がカードを引き取ります。同じ種類を4枚集めたら負けです。
6人だとカードを回す先が多く、「この人はゴキブリが3枚あるから押し付けよう」という狙い撣ちが生まれます。上限の6人で遊ぶと、嘘をつく相手を選べる分だけ駆け引きが濃くなります。
ルール説明は1分、価格は1,800円。ブラフゲームの入門に最適です。
参考リンク:メビウスゲームズ ごきぶりポーカー
スカル
対象年齢:10歳〜 / プレイ人数:3〜6人 / プレイ時間:15〜45分 / 価格目安:3,080円 / 6人の割り方:全員対戦 / 入手先:ホビージャパン、Amazon、専門店
各自が持つのは藐蕃1枚と藔蔇3枚の円盤だけ。伏せて置いた円盤を「何枚めくっても藐髅を引かないか」を宣言して競り、宣言した人が自分の円盤から順にめくっていきます。藐髅をめくったら失敗。ルールはこれだけです。
上限の6人だとめくる候補が最も多く、「誰が藐髅を伏せているか」の読み合いが一番濃くなります。ハッタリと度胸だけのゲームで、盛り上がり方はパーティーゲームそのものです。
2023年の新版で対象年齢が10歳に下がりました。
参考リンク:ホビージャパン公式 スカル
コヨーテ
対象年齢:10歳〜 / プレイ人数:2〜10人 / プレイ時間:15〜30分 / 価格目安:1,870円 / 6人の割り方:全員対戦 / 入手先:ニューゲームズオーダー、Amazon、専門店
自分だけが見えないカードを額に掛け、全員のカードの合計値を順番に宣言していくブラフゲームです。前の人より大きい数を言うか、「コヨーテ!」と宣言して前の人の数字が合計を超えていると疑うか。外した方がライフを失います。
6人だと見えているカードが5枚あるので合計の見当てはつきやすい反面、「自分のカードがマイナスかもしれない」という不安が宣言を狂わせます。ルール説明1分で、待ち時間もほぼありません。
10人まで対応しているので、人数が読めない集まりの保険にもなります。
参考リンク:ニューゲームズオーダー コヨーテ
【6人でも回る戦略系】腰を据えて遊ぶボードゲームおすすめ7選
6人でも待ち時間が退屈にならない、あるいは待つ価値がある戦略系の作品です。拡張セットが必要な作品はスペック行に明記しています。
ハゲタカのえじき
対象年齢:8歳〜 / プレイ人数:2〜6人 / プレイ時間:20分 / 価格目安:1,800円 / 6人の割り方:全員対戦(同時) / 入手先:メビウスゲームズ、Amazon、専門店
場に出た得点カード(プラスのハゲタカとマイナスのハゲタカ)を狙って、全員が1〜15の手札を同時に1枚出します。一番大きい数字を出した人が得点カードを取りますが、同じ数字がバッティングすると両方とも無効。バッティングゲームの傑作です。
6人だとバッティングが頻発し、「15を出したのに誰かとかぶって無効」という悲劇が毎ラウンド起きます。全員同時に出すので待ち時間はゼロ、ルール説明は1分です。
1988年の作品ですが、今でも専門店の定番棚に必ずあるロングセラーです。
参考リンク:メビウスゲームズ ハゲタカのえじき
海底探険
対象年齢:8歳〜 / プレイ人数:2〜6人 / プレイ時間:約30分 / 価格目安:2,970円 / 6人の割り方:全員対戦 / 入手先:オインクゲームズ、Amazon、専門店
全員で共有する酸素を1つの潜水艦から使いながら、海底の財宝を拾って潜水艦に戻るゲームです。財宝を持つほど酸素の減りが早くなり、誰かが欲張ると全員が溺れます。
上限の6人だと酸素の減りが最も速く、「もう戻らないと全滅する」という緊張が序盤から続きます。ルールは軽いのに、共有資源をめぐるジレンマは戦略ゲーム並みです。
オインクゲームズを代表する小箱の名作で、正式な表記は「海底探険」です。
参考リンク:オインクゲームズ公式 海底探険
カタン+5-6人用拡張版
対象年齢:8歳〜 / プレイ人数:基本3〜4人、拡張で5〜6人 / プレイ時間:約90分(6人時) / 価格目安:スタンダード版4,950円+5-6人用拡張2,970円 / 6人の割り方:全員対戦 / 入手先:ジーピー、Amazon、専門店
無人島を開拓して木材・レンガ・羊毛・麦・鉱石を集め、道と開拓地と都市を建てていく、世界で最も売れたボードゲームの1つです。資源の交渉があるので、他人の手番でも会話に参加できます。
基本セットは4人までなので、6人で遊ぶには5-6人用拡張版が必要です。拡張では島が広がり、「自分の手番でなくても建設できる特別フェイズ」が加わるので、人数が増えても待ち時間が伸びにくい設計になっています。
2026年にシリーズ全体がリニューアルされ、対象年齢が8歳になりました。拡張の詳細はカタン拡張版の記事でもまとめています。
参考リンク:ジーピー公式 カタン スタンダード 5-6人用拡張版
カルカソンヌ+拡張1(湖畔の宿と大聖堂)
対象年齢:7歳〜 / プレイ人数:基本2〜5人、拡張で2〜6人 / プレイ時間:30〜45分 / 価格目安:基本4,400円+拡張12,800円 / 6人の割り方:全員対戦 / 入手先:メビウスゲームズ、Amazon、専門店
引いたタイルを道や城壁がつながるように置いて、自分のコマ(ミープル)を城や道や修道院に配置して得点する、タイル配置ゲームの代名詞で。2001年のドイツ年間ゲーム大賞受賞作です。
基本セットのコマは5色なので、6人目のコマが入った拡張1「湖畔の宿と大聖堂」が必要です。6人だと地図が大きく広がり、他人の城に相乗りする展開も増えて見応えがあります。タイルを置くだけなので手番は短く、待ち時間も気になりません。
7歳から遊べるので、子どもを含む6人での戦略ゲーム入門に最適です。
参考リンク:すごろくや通販 カルカソンヌ 拡張1 湖畔の宿と大聖堂
スコットランドヤード
対象年齢:8歳〜 / プレイ人数:3〜6人 / プレイ時間:45分 / 価格目安:4,950円 / 6人の割り方:1対5 / 入手先:カワダ、Amazon、専門店
ロンドンの地図を舞台に、怖人「ミスターX」1人を残り全員の探偵が追い詰める追跡ゲームです。ミスターXは使った交通手段(タクシー・バス・地下鉄)だけを公開し、数ターンに1度だけ居場所を明かします。1983年のドイツ年間ゲーム大賞受賞作。
6人だ1対5で、探偵5人が相談しながら包囲網を作るので、待ち時間が議論の時間に変わります。ミスターX役は5人の相談を聞きながら逃げるので、一人だけ別のゲームをしているような高揚感があります。
対象年齢は8歳からで、子どもがミスターXをやりたがる定番です。
参考リンク:すごろくや通販 スコットランドヤード
電力会社 充電完了!
対象年齢:12歳〜 / プレイ人数:2〜6人 / プレイ時間:120分 / 価格目安:7,260円 / 6人の割り方:全員対戦 / 入手先:アークライト、Amazon、専門店
発電所を競りで買い、石炭や石油などの燃料を市場から調達し、都市に送電網を広げていく経済ゲームです。燃料は買われるほど値上がりし、順位が下のプレイヤーから先に買えるなど、トップが不利になる仕組みが接戦を生みます。
基本セットで6人まで遊べ、6人だと発電所の競りと燃料市場の取り合いが最も激しくなります。2時間はかかりますが、競りは全員参加なので待ち時間の退屈さは少ない作品です。
ボードゲーム経験者が6人集まった日の本命です。
参考リンク:アークライト公式 電力会社 充電完了!
ワイナリーの四季
対象年齢:13歳〜 / プレイ人数:1〜6人 / プレイ時間:45〜90分 / 価格目安:7,920円 / 6人の割り方:全員対戦 / 入手先:アークライト、Amazon、専門店
イタリアのワイナリーを経営し、ブドウを植えて収穫し、ワインを醸造して注文に応えるワーカープレイスメントゲームです。春夏秋冬の季節ごとにできるアクションが変わり、訪問者カードが展開を揺さぶります。
基本セットで6人まで遊べます。ワーカーを置くマスは人数に応じて増えるので、6人でも行き場がなくなることはありませんが、先に取られたときの計画変更が増えて考えどころが広がります。
テーマの魅力が強く、ワイン好きの大人6人の集まりにぴったりの作品です。
参考リンク:アークライト公式 ワイナリーの四季
6人なら3人・3人の2卓にも分けられる。京大ボドゲ製作所のおすすめ自社ゲーム
6人は3人と3人に分けて別々のゲームを遊び、終わったら入れ替える「2卓運用」がしやすい人数です。京大ボドゲ製作所は、京都大学の院生と卒業生からなるボードゲームのクリエイター集団で、「遊びから知る、楽しく学ぶ」をテーマに2〜4人用のゲームを作っています。3人卓に向く3作品を紹介します。
TEN(イコールテン)、計算で10を作る手札管理ゲーム
対象年齢:10歳〜 / プレイ人数:2〜4人 / プレイ時間:20分 / 価格目安:2,000円 / 学べること:四則演算 / 入手先:京大ボドゲ製作所 公式ストア
7枚の手札で「0〜9」の数字と「+−×÷」の演算子を集め、計算結果が10になる式を作ったらアガリ。「ナナトリドリ」のような手札管理の楽しさに、計算のひらめきが加わります。20分で終わるので、もう片方の卓との入れ替えもスムーズです。
TENの公式ストアページ:TEN(イコールテン)を公式ストアで見る
ユーリカ・モーメント、発明の歴史をたどる拡大再生産カードゲーム
対象年齢:10歳〜 / プレイ人数:2〜4人 / プレイ時間:20分 / 価格目安:4,000円 / 学べること:人類の歴史 / 入手先:京大ボドゲ製作所 公式ストア
原始的な世界から科学と社会を発展させて未来の文明を築く、エンジンビルド型のカードゲームです。「カタン」や「電力会社」のような発展の楽しさを、20分のカードゲームに圧縮しました。戦略系の卓の合間にも向いています。
ユーリカ・モーメントの公式ストアページ:Eureka Moment(ユーリカ・モーメント)を公式ストアで見る
株トレ、株式投資を学べる知略ゲーム
対象年齢:10歳〜 / プレイ人数:2〜4人 / プレイ時間:45〜60分 / 価格目安:5,000円 / 学べること:株・投資 / 入手先:京大ボドゲ製作所 公式ストア
他プレイヤーの動きや毎ターンのイベントから株価の動きを読み、安く買って高く売る。「電力会社」のような市場の読み合いが好きな方に向いた、じっくり系の1本です。投資のしくみが遊びながら身につきます。
株トレの公式ストアページ:株トレを公式ストアで見る
人数が変わったらこちら。人数別のおすすめボードゲーム
当日の人数が増えたり減ったりしたときのために、人数別の記事も用意しています。
6人用ボードゲームに関するよくある質問
6人ちょうどで一番盛り上がるゲームは?
初めての人が多いなら「インサイダーゲーム」「はぁって言うゲーム」、騙し合いが好きなメンバーなら「レジスタンス:アヴァロン」が定番です。アヴァロンは6人だと善悪のバランスが最もよく、議論が一番白熱します。
6人で3対3のチーム戦ができるゲームは?
「コードネーム」が代表です。スパイマスター1人と回答者2人のチームが2つでき、チーム内の相談が自然に生まれます。初対面の人を同じチームにすると、ゲームが終わる頃には打ち解けています。
カタンを6人で遊ぶには何が必要?
スタンダード版に加えて「5-6人用拡張版」が必要です。カルカソンヌも同様に、6人目のコマが入った拡張1「湖畔の宿と大聖堂」が要ります。買う前に箱の人数表記を確認してください。
子どもを含む6人で遊ぶなら?
「ナンジャモンジャ」(4歳〜)「ナナトリドリ」(6歳〜)「カルカソンヌ」(7歳〜)「おばけキャッチ」「ハゲタカのえじき」(いずれも8歳〜)が定番です。子どもが大人に勝てるスピード系・記憶系を混ぜると飽きません。
短時間で終わる6人用ゲームは?
「犯人は踊る」は10分、「ナンジャモンジャ」「インサイダーゲーム」「はぁって言うゲーム」は15分で終わります。ゲーム会の幕間や、人が揃うまでのつなぎに向いています。
7人になったらどうすればいい?
この記事の作品のうち、上限が8人以上のもの(おばけキャッチ・はぁって言うゲーム・ディクシット・コードネーム・インサイダー・犯人は踊る・アヴァロン・お邪魔者・コヨーテ)はそのまま7人で遊べます。7人専用の選び方は「7人でできるボードゲームのおすすめ」でまとめています。
まとめ:6人は「割り方」を先に決めれば外さない
6人は全員対戦、3対3のチーム戦、正体隠匿のどれにも向く、選択肢の広い人数です。当日のメンバーを見て「初対面が多いならチーム戦か会話系」「気心の知れた仲なら正体隠匿」と割り方を先に決めれば、作品選びで外しません。
戦略系は「6人対応」と「6人で面白い」が別物なので、同時進行の「ハゲタカのえじき」や「海底探険」から入り、拡張が必要なカタン・カルカソンヌは箱の人数表記を確認してから買ってください。
3人・3人の2卓に分ける日のために、遊びながら計算や歴史や投資が身につく京大ボドゲ製作所のゲームも、公式ストアでご覧ください。
