7人は、ボードゲーム選びで最も悩ましい人数です。多くの作品は6人で止まり、8人対応の作品はパーティー系に寄り、奇数なのでチーム戦にも割りにくい。ボードゲームを自分たちで作っている京大ボドゲ製作所でも、テストプレイに7人集まった日は「7人でちゃんと回るもの」を選ぶのに時間を使います。
この記事では、7人でできるボードゲームのおすすめ18作品を「全員同時プレイで待ち時間なし」「正体隠匿・心理戦」「会話・表現系」の3カテゴリで紹介します。比較表には対象年齢・人数・時間・価格に加えて「7人が上限か、余裕があるか」を入れ、選び方5軸とよくある質問もまとめました。
7人でボードゲームを遊ぶときの3つの壁
7人は「人数の壁」を一番感じやすい人数です。先に何が壁になるかを押さえておくと、作品選びで迷わなくなります。
壁①、6人で止まる作品が多い
「スカル」「ハゲタカのえじき」「ナナトリドリ」など、定番の多くは上限が6人です。7人目があぶれるのを避けるには、「世界の七不思議」「ジャストワン」「ワンナイト人狼」のように上限がちょうど7人の作品か、8人以上に対応する作品を選ぶ必要があります。
壁②、手番制だと6人分待つ
1人の手番が1分なら、自分の番まで6分待ちます。7人では「世界の七不思議」「ニムト」のように全員が同時にカードを選ぶ作品か、待ち時間がそのまま議論の時間になる正体隠匿が向いています。
壁③、奇数なのでチーム戦は3対4になる
チーム戦は人数差が出ますが、「コードネーム」のように人数差があっても成立する作品なら問題ありません。それ以外は、個人戦か、役割を隠して陣営に分かれる正体隠匿が7人の本命です。
失敗しない7人用ボードゲームの選び方5つの軸
①上限が7人か、8人以上に余裕があるか
上限が7人の作品は7人でのバランスを前提に設計されています。一方で「コヨーテ」「ito」のように10人以上対応の作品は、当日の人数が読めないときの保険になります。比較表の「7人での遊び心地」列で確認できます。
②プレイ時間、7人は表記の1.5倍を見込む
箱の時間は最少人数での目安であることが多く、7人だとルール説明と議論の時間も伸びます。「テレストレーション」は絵の答え合わせだけで十分に盛り上がるので、1ゲームに余裕を持たせてください。
③全員同時・正体隠匿・会話のどの型か
7人は手番制の戦略ゲームには向きません。全員が同時に動くか、役割を隠して議論するか、会話そのものを楽しむか。この3つの型のどれが当日のメンバーに合うかで選ぶと外しません。
④対象年齢、子どもがいるなら6〜8歳の作品から
「ドブル」は6歳、「ウミガメの島」は7歳、「ニムト」「ヘックメック」「ito」「ジャストワン」は8歳から遊べます。「レジスタンス:アヴァロン」は13歳、「テレストレーション」は12歳以上の設定です。
⑤ルール説明の長さ、7人全員に伝えられるか
人数が多いほどルール説明の間に集中が切れる人が出ます。初めての人が多い日は「ワードウルフ」「コヨーテ」「はぁって言うゲーム」のように1分で説明が終わる作品から入るのが定石です。
7人でできるボードゲームおすすめ18選 比較表
「7人での遊び心地」は、上限が7人でその人数を前提に設計された作品を「7人ベスト」、もっと多い人数にも対応する作品を「余裕あり」と表記しています。価格は日本語版の定価または通販参考価格(税込)です。
ゲーム名 | 7人での遊び心地 | 対象年齢 | 人数 | 時間 | 価格目安 |
|---|---|---|---|---|---|
世界の七不思議(第2版) | 7人ベスト | 10歳〜 | 3〜7人 | 約30分 | 6,600円 |
ニムト | 余裕あり(10人まで) | 8歳〜 | 2〜10人 | 約30分 | 1,200円 |
ヘックメック | 7人ベスト | 8歳〜 | 2〜7人 | 20〜30分 | 2,400円 |
ウミガメの島 | 7人ベスト | 7歳〜 | 2〜7人 | 30分 | 2,800円 |
ドブル | 余裕あり(8人まで) | 6歳〜 | 2〜8人 | 約15分 | 2,200円 |
コヨーテ | 余裕あり(10人まで) | 10歳〜 | 2〜10人 | 15〜30分 | 1,870円 |
ワンナイト人狼 | 7人ベスト | 10歳〜 | 3〜7人 | 約10分 | 1,650円 |
レジスタンス:アヴァロン | 余裕あり(10人まで) | 13歳〜 | 5〜10人 | 約30分 | 2,200円 |
インサイダーゲーム | 余裕あり(8人まで) | 9歳〜 | 4〜8人 | 約15分 | 2,970円 |
犯人は踊る | 余裕あり(8人まで) | 8歳〜 | 3〜8人 | 10分 | 1,540円 |
ワードウルフ | 余裕あり(8人まで) | 8歳〜 | 2〜8人 | 5〜10分 | 1,870円 |
タイムボム | 余裕あり(8人まで) | 10歳〜 | 2〜8人 | 1〜30分 | 2,200円 |
ジャストワン | 7人ベスト(協力) | 8歳〜 | 3〜7人 | 20分 | 3,850円 |
ito(レインボー) | 余裕あり(14人まで、協力) | 8歳〜 | 2〜14人 | 5〜15分 | 2,200円 |
はぁって言うゲーム | 余裕あり(8人まで) | 8歳〜 | 3〜8人 | 約15分 | 1,760円 |
テレストレーション | 余裕あり(8人まで) | 12歳〜 | 4〜8人 | 約30分 | 6,600円 |
ボブジテン | 余裕あり(8人まで) | 10歳〜 | 3〜8人 | 30分 | 1,980円 |
コードネーム | 余裕あり(8人まで、3対4可) | 10歳〜 | 4〜8人 | 15〜30分 | 3,300円 |
【全員同時プレイ】7人でも待ち時間なしのボードゲームおすすめ6選
全員が同時にカードを選ぶ、同時にカードを探す、あるいは手番が数秒で終わる作品です。7人でも待ち時間を感じさせないことを基準に選びました。
世界の七不思議(第2版)
対象年齢:10歳〜 / プレイ人数:3〜7人 / プレイ時間:約30分 / 価格目安:6,600円 / 7人での遊び心地:7人ベスト / 入手先:ホビージャパン、Amazon、専門店
古代の七不思議を擁する都市の指導者となり、手札から1枚選んで残りを隣に回す「ドラフト」を繰り返して文明を発展させるカードゲームです。2011年のドイツ年間ゲーム大賞(エキスパート部門)受賞作で、全員が同時にカードを選ぶので7人でっ30分で終わります。
タイトルどおり上限は7人で、7人だと七不思議のボードがすべて卓に並びます。戦うのは両隣だけなので、人数が増えても考えることは増えず、「7人で遊べる本格戦略ゲーム」として究極の選択肢です。
第2版は3人からで、カードのアイコンも見やすくなっています。
参考リンク:ホビージャパン公式 世界の七不思議 第2版
ニムト(6 nimmt!)
対象年齢:8歳〜 / プレイ人数:2〜10人 / プレイ時間:約30分 / 価格目安:1,200円 / 7人での遊び心地:余裕あり / 入手先:メビウスゲームズ、Amazon、専門店
1〜104の数字カードを全員が同時に1枚選んで公開し、小さい順に4列のいずれかに置いていきます。列の6枚目を置いてしまった人はその列を引き取り、カードの牛のマークが失点になります。1994年から遊ばれ続ける定番です。
7人だと1ラウンドに7枚のカードが置かれるので、列があっという間に埋まり、「このカードなら安全」という読みが毎回裏切られます。人数が多いほど混乱して面白くなる、稀有なカードゲームです。
1,200円前後と手頃で、最初に買う大人数用カードゲームの定番です。
参考リンク:メビウスゲームズ ニムト
ヘックメック
対象年齢:8歳〜 / プレイ人数:2〜7人 / プレイ時間:20〜30分 / 価格目安:2,400円 / 7人での遊び心地:7人ベスト / 入手先:メビウスゲームズ、Amazon、専門店
8個のダイスを振って、同じ目をまとめて確保しながら合計値を上げ、場に並んだ「ミミズのタイル」を取るダイスゲームです。ニワトリの目を確保しないとタイルは取れず、欲張って振り続けると失敗してタイルを失います。他人のタイルを奪えるので、手番以外でも目が離せません。
上限の7人で遊ぶと、場のタイルが早くなくなり、他人のタイルを奪う展開が増えます。手番はダイスを振るだけなので短く、「もう1回振るか」の瞬間に全員が注目するので待ち時間が退屈になりません。
8歳から遊べ、ダイスを振るだけなのでルール説明も2分で終わります。
参考リンク:JELLY JELLY STORE ヘックメック
ウミガメの島
対象年齢:7歳〜 / プレイ人数:2〜7人 / プレイ時間:30分 / 価格目安:2,800円 / 7人での遊び心地:7人ベスト / 入手先:メビウスゲームズ、Amazon、専門店
サイコロを振って自分のウミガメを進め、島を一周するごとにたまごカードを獲得するすごろくです。ただし他のカメの上に乗ると一緒に運んでもらえ、上に乗られると運ばされる。サイコロを振る回数も自分で決められ、欲張るとバーストします。
上限の7人だとカメが何重にも重なり、「一番上のカメが次で進むと全員で移動」という大移動が起きます。サイコロを振るだけなので7歳から遊べ、子どもと大人が混ざった7人にも向いています。
ドイツの定番で、日本ではメビウスゲームズが扱っています。
参考リンク:メビウスゲームズ ウミガメの島
ドブル
対象年齢:6歳〜 / プレイ人数:2〜8人 / プレイ時間:約15分 / 価格目安:2,200円 / 7人での遊び心地:余裕あり / 入手先:ホビージャパン、Amazon、専門店
どの2枚を選んでも必ず1つだけ同じマークがある丸いカードを使い、自分のカードと場のカードの共通マークを一番早く叫ぶスピードゲームです。5種類の遊び方が収録されていて、6歳から遊べます。
7人だと場のカードに7人が同時に飛びつくので、卓の上が毎回大騒ぎになります。ルール説明は30秒、言葉も不要なので、年齢も国籍も問わず盛り上がります。
ゲーム会の幕間や、人が揃うまでのつなぎにも最適です。
参考リンク:ホビージャパン公式 ドブル
コヨーテ
対象年齢:10歳〜 / プレイ人数:2〜10人 / プレイ時間:15〜30分 / 価格目安:1,870円 / 7人での遊び心地:余裕あり / 入手先:ニューゲームズオーダー、Amazon、専門店
自分だけが見えないカードを額に掛け、全員のカードの合計値を順番に宣言していくブラフゲームです。前の人より大きい数を言うか、「コヨーテ!」と宣言して前の人の数字が合計を超えていると疑うか。外した方がライフを失います。
7人だと見えるカードが6枚あり合計の見当てはつきやすい反面、宣言が一周する間に数字が一気に跨ね上がります。手番は数字を1つ言うだけなので、待ち時間はありません。
10人まで対応しているので、人数が読めない集まりの保険にもなります。
参考リンク:ニューゲームズオーダー コヨーテ
【正体隠匿・心理戦】7人で騙し合うボードゲームおすすめ6選
役割を隠して陣営に分かれる作品です。奇数の7人でもチーム分けの問題が起きず、待ち時間がそのまま議論の時間になるので、7人の本命ジャンルです。
ワンナイト人狼
対象年齢:10歳〜 / プレイ人数:3〜7人 / プレイ時間:約10分 / 価格目安:1,650円 / 7人での遊び心地:7人ベスト / 入手先:すごろくや、JELLY JELLY STORE、Amazon
人狼ゲームを「夜のフェイズ1回と議論と投票」の1サイクルに圧縮した日本発の作品です。役職カードを配り、占い師は誰かのカードを見て、怠け者は誰かとカードを交換し、その後全員で議論して人狼を投票で当てます。脱落はなく、1ゲーム10分で終わります。
上限の7人だと役職がすべて卓に並び、「自分のカードが怠け者に入れ替えられたかもしれない」という疑心暗鬼が最も濃くなります。人狼の入門として、初めての人と遊ぶ日にも安心して出せます。
シリーズで役職を足せば、さらに人数を増やして遊べます。
参考リンク:JELLY JELLY STORE ワンナイト人狼
レジスタンス:アヴァロン
対象年齢:13歳〜 / プレイ人数:5〜10人 / プレイ時間:約30分 / 価格目安:2,200円 / 7人での遊び心地:余裕あり / 入手先:ホビージャパン、Amazon、専門店
アーサー王伝説をテーマに、善の陣営と悪の陣営に分かれてクエストの成功と失敗を競う正体隠匿ゲームです。リーダーがクエストのメンバーを提案し、全員の投票で承認されたら実行。メンバーに悪が混ざっているとクエストは失敗します。
7人だと善が4人、悪が3人。悪が3人いるとクエストの失敗が増え、「あのメンバーの中に悪がいた」という情報から逆算する推理が最も複雑になります。人狼と違って脱落がなく、全員が最後まで参加できます。
対象年齢は13歳以上で、大人同士の集まりに向いています。
参考リンク:ホビージャパン公式 レジスタンス:アヴァロン
インサイダーゲーム
対象年齢:9歳〜 / プレイ人数:4〜8人 / プレイ時間:約15分 / 価格目安:2,970円 / 7人での遊び心地:余裕あり / 入手先:オインクゲームズ、Amazon、専門店
マスターが知っているお題を、他のプレイヤーが「はいかいいえで答えられる質問」を重ねて制限時間内に当てる協力ゲームです。ただし答えを知っている「インサイダー」が1人混ざっていて、バレないように正解へ誘導します。当てたあとは誰がインサイダーかを議論して指名します。
7人だと質問が飛び交うテンポが速く、「あの質問は知ってないと出てこない」という痕跡を拾う議論が盛り上がります。1ゲーム15分なので、マスターを交代して何度も遊べます。
オインクゲームズの小箱で、持ち運びも楽です。
参考リンク:オインクゲームズ公式 インサイダーゲーム
犯人は踊る
対象年齢:8歳〜 / プレイ人数:3〜8人 / プレイ時間:10分 / 価格目安:1,540円 / 7人での遊び心地:余裕あり / 入手先:すごろくや、Amazon、専門店
誰が「犯人」カードを持っているのかを推理するカードゲームです。手番にカードを1枚出して効果を使い、「探偵」で犯人を指名できれば勝ち。犯人カードは「取り引き」や「うわさ」で人から人へ移動するので、犯人役はゲーム中に何度も入れ替わります。
7人だとカードの移動先が多く、犯人の行方を追うのが難しくなります。手番はカードを1枚出すだけなので、人数が増えても待ち時間は伸びません。
1,540円と手頃で、小学生との家族ゲームにも定番です。
参考リンク:すごろくや 犯人は踊る
ワードウルフ
対象年齢:8歳〜 / プレイ人数:2〜8人 / プレイ時間:5〜10分 / 価格目安:1,870円(幻冬舎版) / 7人での遊び心地:余裕あり / 入手先:幻冬舎、Amazon、専門店
全員にお題が配られますが、少数派の「ウルフ」だけは似て非なる別のお題(多数派が「ラーメン」でウルフが「うどん」など)。お題を直接言わずに会話して、誰がウルフかを見抜きます。ウルフは自分が少数派だと気づいても、合わせて逃げ切れば勝ちです。
7人だとウルフを2人にしても多数派が5人いるので、会話の中で「あれ、この人の話微妙にズレてる」という違和感を拾う楽しさが増します。道具はほぼ不要で、1ゲーム5分です。
幻冬舎版にはお題カードとミニホワイトボードが付属し、アプリなしで遊べます。
参考リンク:幻冬舎 ワードウルフ
タイムボム
対象年齢:10歳〜 / プレイ人数:2〜8人 / プレイ時間:1〜30分 / 価格目安:2,200円 / 7人での遊び心地:余裕あり / 入手先:アークライト、Amazon、専門店
時限爆弾を解除する「時間警察」と、爆発させたい「ボマー」に分かれて、伏せられたカードの中から解除コードを探します。ニッパーを持った人が他人のカードを選んでめくり、爆弾カードをめくったらボマーの勝ち。自分の手札の内容を宣言できますが、嘘をついても構いません。
7人だとボマーが2〜3人になり、「あの人の宣言を信じていいのか」という駆け引きがラウンドごとに積み上がります。1ゲームは長くても30分で、最短は1分で終わることもあるスピード感です。
カードをめくるだけのルールなので、正体隠匿が初めての人にも向いています。
参考リンク:アークライト公式 タイムボム
【会話・表現系】7人の会話そのものが盛り上がるボードゲームおすすめ6選
勝ち負けより、会話や絵や演技そのものを楽しむ作品です。初対面の人が混ざった7人や、ゲームに慎重な人がいる集まりでも安心して出せます。
ジャストワン
対象年齢:8歳〜 / プレイ人数:3〜7人 / プレイ時間:20分 / 価格目安:3,850円 / 7人での遊び心地:7人ベスト(協力) / 入手先:アークライト、Amazon、専門店
回答者1人にお題の言葉を当ててもらうために、他の全員がヒントを1語ずつ書きます。ただし、他の人と同じヒントは取り消されて回答者に見せられません。「べたなヒントはかぶる」というジレンマを楽しむ協力ゲームで、2019年のドイツ年間ゲーム大賞受賞作です。
上限の7人だとヒントを書く人が6人いるので、かぶりで消えるヒントが増えます。「6人が書いたのに残ったのは1つ」という展開が笑いを呼び、全員が同時に書くので待ち時間もありません。
ルール説明は30秒。8歳から遊べ、子どもの発想が大人を助けることもあります。
参考リンク:アークライト公式 ジャストワン
ito(レインボー)
対象年齢:8歳〜 / プレイ人数:2〜14人 / プレイ時間:5〜15分 / 価格目安:2,200円 / 7人での遊び心地:余裕あり(協力) / 入手先:アークライト、Amazon、専門店
1〜100の数字カードを各自が1枚持ち、「人気の食べ物」のようなお題に沿って自分の数字の大きさを言葉でたとえ、全員で小さい順にカードを並べる協力ゲームです。数字そのものは言えないので、価値観のズレがそのまま笑いになります。
7人だと並べるカードが7枚あり、「40と」45を言葉だけで並べ分ける」ような難問が発生します。レインボー版は14人まで対応しているので、人数がさらに増えてもそのまま使えます。
お題の選び方で盛り上がり方が変わるので、お題のアイデアは別記事でまとめています。
参考リンク:アークライト公式 itoレインボー
はぁって言うゲーム
対象年齢:8歳〜 / プレイ人数:3〜8人 / プレイ時間:約15分 / 価格目安:1,760円 / 7人での遊び心地:余裕あり / 入手先:幻冬舎、Amazon、専門店
「はぁ」「好き」「なんで」といった短いセリフを、配られたシチュエーションで演じ、他のプレイヤーがどのシチュエーションかを当てるゲームです。使えるのは声と表情だけで、身振りは禁止です。
7人だと同じ「はぁ」で7通りの演技が見られ、当てる側は7人分の回答を書くので、答え合わせの時間が一番盛り上がります。演技が苦手な人ほど笑いを取るゲームです。
シリーズが複数出ていて、お題を増やして長く遊べます。
参考リンク:幻冬舎 はぁって言うゲーム
テレストレーション
対象年齢:12歳〜 / プレイ人数:4〜8人 / プレイ時間:約30分 / 価格目安:6,600円 / 7人での遊び心地:余裕あり / 入手先:テンデイズゲームズ、Amazon、専門店
お題を絵に描き、次の人がその絵を見て言葉にし、さらに次の人がその言葉を絵にする「お絵描き伝言ゲーム」です。スケッチブックが一周したら、最初のお題がどう変わったかを全員で確認します。勝ち負けはほぼ関係なく、答え合わせの時間が本番です。
7人だと伝言が7回続くので、お題が原形をとどめない確率が一気に上がります。全員が同時に描いて同時に回すので待ち時間はなく、絵が下手な人ほど主役になります。
ホワイトボード式のスケッチブックなので、何度でも消して遊べます。
参考リンク:テンデイズゲームズ テレストレーション
ボブジテン
対象年齢:10歳〜 / プレイ人数:3〜8人 / プレイ時間:30分 / 価格目安:1,980円 / 7人での遊び心地:余裕あり / 入手先:ClaGla、Amazon、専門店
「ハンバーガー」「エスカレーター」のようなカタカナ語のお題を、カタカナを一切使わずに説明して当ててもらうゲームです。うっかりカタカナを口にするとそのラウンドは失敗。言い換えに必死になる姿が笑いを生みます。
7人だと説明する人を囲む回答者が6人いるので、早押しの競争が激しくなり、説明側の「あの、あれ」が加速します。道具はカードだけで、電車や旅先でも遊べます。
シリーズが多数あり、テーマ別のお題で長く遊べます。
参考リンク:ClaGla ボブジテン
コードネーム
対象年齢:10歳〜 / プレイ人数:4〜8人 / プレイ時間:15〜30分 / 価格目安:3,300円 / 7人での遊び心地:余裕あり(3対4可) / 入手先:ホビージャパン、Amazon、専門店
5×5に並べた25枚の単語カードの中から、自分のチームのカードを当てさせるチーム戦です。スパイマスターは「動物、2枚」のようにヒントの単語と枚数だけを伝え、味方がカードを選びます。2016年のドイツ年間ゲーム大賞受賞作。
7人だ3対4になりますが、回答者の人数差は勝敗にほとんど影響しないので、奇数でも問題なく遊べる貴重なチーム戦です。先攻チームを人数の少ない方にするとバランスが取れます。
2025年の新版では対象年齢が10歳に下がりました。
参考リンク:ホビージャパン コードネーム(新版の発売情報)
7人なら3人・4人の2卓にも分けられる。京大ボドゲ製作所のおすすめ自社ゲーム
7人で1つのゲームを囲む選択肢が少ないときは、3人と4人に分けて別々のゲームを遊び、終わったら入れ替える「2卓運用」が効きます。京大ボドゲ製作所は、京都大学の院生と卒業生からなるボードゲームのクリエイター集団で、「遊びから知る、楽しく学ぶ」をテーマに2〜4人用のゲームを作っています。2卓目に向く3作品を紹介します。
TEN(イコールテン)、計算で10を作る手札管理ゲーム
対象年齢:10歳〜 / プレイ人数:2〜4人 / プレイ時間:20分 / 価格目安:2,000円 / 学べること:四則演算 / 入手先:京大ボドゲ製作所 公式ストア
7枚の手札で「0〜9」の数字と「+−×÷」の演算子を集め、計算結果が10になる式を作ったらアガリ。「ニムト」のように数字を扱うカードゲームが好きな方に、計算のひらめきが加わった1本です。20分で終わるので、もう片方の卓との入れ替えもスムーズです。
TENの公式ストアページ:TEN(イコールテン)を公式ストアで見る
ワードコード、英単語を推理し合う2人対戦ゲーム
対象年齢:8歳〜 / プレイ人数:2人 / プレイ時間:20分 / 価格目安:3,000円 / 学べること:英単語・推理 / 入手先:京大ボドゲ製作所 公式ストア
相手が作った英単語を推理し、文字ごとのヒントを開きながら当て合う2人用ゲームです。「ワードウルフ」のような言葉の推理が好きな方に向いていて、7人のうち2人が別卓で遊ぶときの候補になります。
ワードコードの公式ストアページ:Word Code(ワードコード)を公式ストアで見る
株トレ、株式投資を学べる知略ゲーム
対象年齢:10歳〜 / プレイ人数:2〜4人 / プレイ時間:45〜60分 / 価格目安:5,000円 / 学べること:株・投資 / 入手先:京大ボドゲ製作所 公式ストア
他プレイヤーの動きや毎ターンのイベントから株価の動きを読み、安く買って高く売る。「世界の七不思議」のような読み合いと発展が好きな方に向いた、じっくり系の1本です。投資のしくみが遊びながら身につきます。
株トレの公式ストアページ:株トレを公式ストアで見る
人数が変わったらこちら。人数別のおすすめボードゲーム
当日の人数が増えたり減ったりしたときのために、人数別の記事も用意しています。
7人用ボードゲームに関するよくある質問
7人ちょうどで一番面白いゲームは?
上限が7人の作品は7人でのバランスを前提に設計されています。「世界の七不思議」「ジャストワン」「ワンナイト人狼」「ヘックメック」「ウミガメの島」が、この記事で「7人ベスト」として紹介している作品です。
7人でチーム戦はできる?
「コードネーム」は3対4でも成立します。回答者の人数差は勝敗にほとんど影響しないので、奇数でも問題ありません。それ以外の作品では、役割を隠して陣営に分かれる正体隠匿(アヴァロン・ワンナイト人狼・タイムボム)がチーム戦の代わりになります。
7人で遊べる戦略系のゲームは?
「世界の七不思議」が代表です。全員が同時にカードを選ぶドラフト方式なので、7人でっ30分で終わります。手番制の戦略ゲームは7人だと待ち時間が長くなるので、この記事では同時進行の作品を選んでいます。
子どもを含む7人で遊ぶなら?
「ドブル」(6歳〜)「ウミガメの島」(7歳〜)「ニムト」「ヘックメック」「ito」「ジャストワン」(いずれも8歳〜)が定番です。子どもが大人に勝てるスピード系と運の要素がある作品を混ぜるのがコツです。
短時間で終わる7人用ゲームは?
「ワードウルフ」は5分、「ワンナイト人狼」「犯人は踊る」は10分、「ドブル」「ito」「インサイダーゲーム」は15分で終わります。ゲーム会の幕間や、人が揃うまでのつなぎに向いています。
8人になったらどうすればいい?
この記事の「余裕あり」の作品(ニムト・ドブル・コヨーテ・アヴァロン・インサイダー・犯人は踊る・ワードウルフ・タイムボム・ito・はぁって言うゲーム・テレストレーション・ボブジテン・コードネーム)はそのまま8人で遊べます。8人専用の選び方は「8人でできるボードゲームのおすすめ」でまとめています。
まとめ:7人は「同時進行」と「正体隠匿」を押さえれば外さない
7人は多くの名作が対応しない難しい人数ですが、「全員が同時に動く」「役割を隠して議論する」「会話そのものを楽しむ」の3型に絞れば、待ち時間もチーム分けの問題も消えます。「世界の七不思議」「ジャストワン」「ワンナイト人狼」のような7人ベストの作品から入ると失敗しません。
初めてのメンバーが多い日は「ワードウルフ」「コヨーテ」「はぁって言うゲーム」のように1分で説明が終わる作品を。比較表の「7人での遊び心地」列と時間を見て、当日の雰囲気に合う作品を選んでください。
3人・4人の2卓に分ける日のために、遊びながら計算や英語や投資が身につく京大ボドゲ製作所のゲームも、公式ストアでご覧ください。
